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07月17日 |
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北村一輝 |
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名 前 |
北村一輝 |
出身地 |
大阪府 |
生年月日 |
1969年7月17日 |
血液型 |
A型 |
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大阪市東住吉区の出身だが、中学卒業後は愛媛県の国立弓削商船高等専門学校(当時は、航海学科、機関学科の2学科、修業年限は5年6ヶ月)に進学。タイロン・パワー主演の『海の征服者』を観て、海賊に憧れたのが理由だったという。しかし、「海賊になれない」ことに気づき3年で中退。もう一つの夢だった役者への道へと進んだ。
幼少から映画好きも好きだった。なかでも深作欣二監督の『蒲田行進曲』に衝撃を受ける。後に「役の上ならどのような人間にもなれる。海賊にもなれる」と、『徹子の部屋』出演時に語っている。
19歳の時に上京。事務所やオーデションを片っ端から受けるも、当初はエキストラがせいぜい。売り込むために本人とマネージャーの一人二役を演じていた事もあったが芽は出ず、失意の中、一度は廃業し東南アジアなどを約4年間海外放浪していた。
しかし「これでは逃げ出したままだ」と思い直し一路帰国の途へ。俳優活動を再開し、やがて三池祟史作品や望月六郎監督作品と出会った事がターニングポイントとなり今日の活躍に到る。当初は本名で活動していたが、作品出演が縁で三池監督によって「北村一輝」と改名した。
1997年公開『鬼火』では、ゲイバーのママの役作りのために何週間も新宿二丁目の通りに立ち、果たして声をかけて来た客にゲイバーに連れていってもらったことも。また、98年公開された『JOKER 厄病神』では、チンピラ役で出演。役作りで前歯数本を抜こうと歯科医に頼み、困惑されたという。
25歳の時に結婚した妻とは離婚し、現在、独身。英語を覚えることに熱心で、数人の外国人とルームシェアしているほか、元俳優の長男とも英語について電話で会話することがある。
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2013 |
秋ドラ「ダンダリン」に出演し、主演・竹内結子のパートナーとしてメインキャスト |
2009 |
大河ドラマ『天地人』で主人公・直江兼続(妻夫木聡)と固い絆で結ばれた主君・上杉景勝役で全放送回に登場 |
2004 |
関西テレビ『横山やすしフルスロットル』で主人公漫才師・横山やすしとして出演 |
2003 |
『あなたの隣に誰かいる』(フジテレビ)で正体不明の殺人鬼として準主役 |
2000 |
『リミット もしも、わが子が…』で非情な中国人臓器ブローカー、グレイ・ウォン役を演じる |
1999 |
『皆月』及び『日本黒社会 LEY LINES』でキネマ旬報新人男優賞、ニフティ映画大賞助演男優賞受賞、ヨコハマ映画祭助演男優賞受賞 |
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「海賊になるため」に商船高専に進学したエピソードが物語るように、自分の夢にはひたすら一途な性格なようだ。しかしながら、そのクールな風貌を見る限りは、そうした泥臭さを微塵も感じさせない。その所以はひとえに演技力の高さもあるのだろう。
最近では、善人の配役が多いようだが、これまでに殺人鬼や臓器ブローカーなど悪役も数多くこなしてきた。一部には北村一輝でないとピタリとこないようなキャストもある。どこかミステリアスなムードはこれからも失わないでもらいたい。 |
◎ 北村一輝への道
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冷めたような2枚目の横顔からは想像がつきにくいが、過酷とも言える下積み経験を経て、現在のステイタスを勝ち取った。役作りにかける執念もすさまじいものがあるが、夢を追いかけることに真剣に取り組んできたからこそ可能だったのだろう。背中で泣きながらも、周囲にそう思わせないしたたかさは、まさに「いい男」と呼ぶにふさわしい。 |
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