「たこ焼き」の起源と発祥
大阪を代表する名物料理「たこ焼き」ですが、その起源は「明石焼き」と言われています。
明石焼き(現在は玉子焼とも呼ばれています。卵と浮粉や沈粉とよばれる粉、小麦粉、タコ、だしを混ぜて丸く焼いたものです)。フワフワした食感とだし汁につけて食べる点がたこ焼きとの違いになります。
明石焼き
明石焼きは江戸時代か明治時代から始まっていると言われ、(明石焼き)⇒(ちょぼ焼き)⇒(ラヂオ焼き)⇒「たこ焼き」になったと言われています。
ちょぼ焼き
「ちょぼ焼き」は大正時代に生まれた料理で、小麦粉を水で溶いたものに、紅ショウガやこんにゃくやジャコエビなどをいれて、丸く焼いたものをいいます。「ちょぼ」の意味は少しという事です。
「ラヂオ焼き」はダシでといた小麦粉に、スジ肉やこんにゃくをいれて丸く焼いたもので、見た目はたこ焼きにソックリです。大阪西成の「会津屋」が発祥と言われています。
(左)ラヂオ焼き(右)会津屋
「たこ焼き」の作り方
「たこ焼き」の作り方ですが、小麦粉の生地の中にタコ(主にマダコ)と薬味を入れて直径 3-5cmほどの球形に焼き上げる。
お好みで紅ショウガ、青のり、鰹節を。
大阪では一家に一台、たこ焼き器があり、月1回程度は自宅でたこ焼きを作るほど愛されていますが、店舗数も日本一で約3400店舗ほどあります(東京の2.5倍)。その中で人気たこ焼き店を5店舗リサーチしました。
大阪人気のたこ焼き店
◆浪花屋のしょうゆ味(8個250円/12個350円)
だしの効いた醤油味でソースを塗らずマヨネーズだけをお薦め
【店舗情報】
店舗名:浪花屋(なにわや)
最寄駅:地下鉄長居駅5番出入口から徒歩1分
住所:大阪府大阪市住吉区長居東4-6-8
電話番号:06-6608-3282
営業時間:10:00〜19:30
定休日:水曜日・木曜日
◆たこ焼道楽 わなか千日前本店(8個450円/12個600円)
カリとろ系で甘めのソースにピリ辛いソースと醤油味と沖縄産の釜炊き塩など
【店舗情報】
店舗名:たこ焼道楽 わなか 千日前本店
最寄駅:南海なんば駅東出入口から徒歩4分
住所:大阪府大阪市中央区難波千日前11-19 1・2F
電話番号:06-6631-0127
営業時間 [月〜金] 10:00〜23:00
定休日:無休
◆やまちゃん本店(6個330円)
外がカリッと中がトロトロで生地にも味がついているのでそのままでも美味
【店舗情報】
店舗名:やまちゃん 本店
最寄駅:近鉄阿部野橋駅南口から徒歩1分
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-34
電話番号:06-6622-5307
営業時間 11:00〜23:00
定休日:第3木曜日
◆うまい屋(8個380円/12個570円)
カリとろ系で、やや小ぶりでまん丸。だしがしっかり効いているのが特徴
【店舗情報】
店舗名:うまい屋
最寄駅:地下鉄天神橋筋六丁目駅13番出入口から徒歩3分
住所:大阪府大阪市北区浪花町4-21
電話番号:06-6373-2929
営業時間:11:30〜19:00
定休日:火曜日
◆空堀商店街「たこりき」(7個350円/14個650円)
三重県産生だこを茹で、オリジナルブレンドの国産小麦粉に奈良県産たまごを使用し、だしに昆布と鰹節を。
【店舗情報】
店舗名:たこりき
最寄駅:地下鉄谷町線谷町六丁目駅徒歩6分
住所:大阪府大阪市中央区瓦屋町1-6-1
電話番号:06-6191-8501
営業時間:[水〜日]12:00〜17:00(16:00 LO)[祝]18:00〜24:00(22:00 LO)
定休日:月曜日 火曜日(祝日の月曜は営業)
まとめ
大阪には美味しいたこ焼き屋が沢山ありますので、自分好みのお店を探してみましょう。
料金もリーズナブルなので、食べ歩いてみるのも楽しいみのひとつ。また自宅でたこ焼きパーティーを開き、味を再現してみてはどうでしょう。