こんにちは。田渕浩史です。
前回は
親指部分を製作し、シルバーの塗装まで完了しました。
今回は刃物と指を繋げる連結部を製作していきたいと思います。
まずは、前回塗装した刃の取っ手部分を赤色などで塗装しました。
サフ吹きからグロスブラック塗装、そしてシルバー塗装と手間のかかる工程を踏みますが、これで金属感と塗膜はかなり良くなります。
この下地を含め、三度の塗装の乾き待ちの時間で備品を作っていました。
これらの備品で刃物と手の甲を連結し、メカニカルなイメージを演出したいと思っています。
刃物と手の甲を繋ぐ小さな連結部を作ります。
2mmのプラ棒の先端をライターで焙り、平たく潰したところに2mmの穴を空けてリベットを差し込みました。
これを複数製作します。
連結部にプラ材を使用すると、動かした時に折れてしまう可能性があります。
なので今回はスプリングか、ビニールチューブを使おうと思っています。
手への装着ですが、付属の手袋は見栄えが悪いので、少しでもシャープに見える物を低価格で代用したいと思います。
今回は、手首までカバー出来て200円代の手袋を「ドン・キホーテ」で発見したので、こちらを使っていきたいと思います。
次に、刃物と手袋を固定するリングを作ります。
何で作るか悩んだ結果、黒いPP素材のファイルを切り出すことにしました。
2cm幅くらいの短冊を10本切り出し、リング状にします。
固定には接着剤が使えないので、六角ナットでのネジ止めにすることにしました。
刃物の形状で穴あけが異なりますが、基本的には黒いPPの短冊に3mmの穴を空けていきます。
リングの先端を折り返しますが、切り込みを入れると裂けたり折れたりする可能性があります。金属でスジを付け、折り曲げた箇所をミニバーナーで焙ってやると上手く馴染み強度も変わりません。
下の写真のように、上手く接続出来たと思います。
同じ要領で他の指にも固定ベルトを取り付けていきます。
左右合わせて八本の固定ベルトを刃物に取り付けました。
さっそく右手に刃物を装着してみました。
左手にも装着しました。なかなかいい出来栄えです。
ただ、今のままでは左右に回転してしまうので、
次回は手の甲にステーのようなもので固定しようと思います。