学生用品販売店「マルヤス」の発売するランリックがロングセラー商品と注目を呼んでいます。
「ランリック」という商品名の由来は、「マルヤス」の社長 鈴木さんが「リュックサック」を「リック」と言っていたことから、ランドセルとリュックサックの機能を併せ持ったという意味を込めたとのこと。
昭和40年代ではランドセルはまだ高価で、買うことができなかった家庭はブタの皮で作られたかばんで通学していました。
しかし、そのカバンは耐久性が脆くすぐ穴だらけになり、学校ではいじめられる子供が多かったとのこと。
いじめの件を悩んだ校長は、「保護者に経済的負担がかからないよう安価なかばんが作れないものか」と「マルヤス」の社長に持ちかけ、ランリックが完成しました。
最近テレビなどメディアで取り上げられ、流行に敏感な若者から問い合わせが全国から相次いでいるそうです。
カバンの生みの親である鈴木さんは昨年4月、がんにより88歳で亡くなられ、「マルヤス」2代目長男の大三さんが「これからもコンセプトは変えず、お客さんの声を聞きながら、より良いものを作っていきたい」とコメントしている。
昔から使われているものが再び脚光を浴びるのは嬉しいですね。
お洒落なリュックに興味がある方はチェックしてみよう。
引用元:
産経WEST