こんにちは、ヤマセです。
先週末に奈良県にあるお寺に行かないかと誘われました。何やらそこはパワースポットで、金運が上昇すると伝えられているそう。
これは行くしかない!ということで、早速行って参りました!
これで大金持ちです。
奈良県・信貴山
目的地である
『朝護孫子寺(ちょうごそんしじ』の最寄駅はJR「王子駅」。
ここからバス、もしくはタクシーで15分ほど先にある
「信貴山(しぎさん)」へと到着します。
こちらが信貴山・朝護孫子寺の入口。境内は広く、本堂の他に3つの寺院もあります。
朝護孫子寺は信貴山真言宗総本山の寺で、本尊は
毘沙門天王。大和七福八宝めぐりのひとつとしても有名です。
信貴山という名前は、今から1400年程前に聖徳太子がこの山を訪れて戦勝の祈願を行った際に毘沙門天王が現れ、必勝の秘宝を授かった後、見事勝利した太子が自ら天王の姿を彫刻し伽藍を建て、
「信ずべき貴ぶべき山」として『信貴山』と名付けられたとされています。
そしてその毘沙門天王が現れたのが、
「寅の年、寅の日、寅の刻」であったため、朝護孫子寺では虎が信仰されるようになりました。
ということで、まずは本堂を目指します。
本堂を目指す道中には様々な虎の像があり、その中でおそらく最も大きいのがこちらの「張り子の虎」。
その隣には小さい虎が2匹。
なんとも言えない表情で見つめています。
虎達の視線を振り切りながら進むと、聖徳太子像が。
聖徳太子というと、どちらかといえば政治家というイメージで、馬に乗っているイメージはなかったのですが、こんな姿の時もあったのですね。
いざ、拝観!
こちらは、本堂の少し手前に位置する
『成福院(じょうふくいん)』。
朱色に塗られた「融通殿」には、後嵯峨天皇が御念持佛とされていました、諸々の願いを意のままに叶えていただける「如意宝珠(如意融通宝生尊)」が祀られています。
「融通殿」前には願いが叶うとされる『撫で小槌』が置いてあったので、もちろん願いながら撫でました。
朝護孫子寺には猫がいて、見られるとラッキー!という情報を事前に聞いていたのですが、なんといい感じに日向ぼっこしている所を発見!
これはますます運気も上がりそうです。かなり人馴れしていて、撫でても全く動じず、かなり可愛かったです。
成福院を抜けると、本堂に到着です。
本堂の舞台からは大和平野が一望でき、とてもいい眺め。天気もよかったので最高でした。
本堂では、ご本尊である毘沙門天王像の他、右に吉祥天像、左に善膩師童子像が安置されています。
毘沙門天王は、七福神の中でも商売繁盛、金運如意、開運招福、心願成就の徳を授けてくれるそうなので、しっかりとお参りしました。
本堂の真下には暗闇の回廊があり、
「戒壇めぐり」をすることができます。
完全に真っ暗闇の道を手探りで進んでいくと、八体の仏像が祀られた場所と、大きな鉄の錠前がかかった場所があります。
錠前に触りながら願いを1つだけ願うと成就すると言われています。
本堂でのお参りを終えると、次は信貴山の山頂付近にある
『空鉢護法堂(くうはつごほうどう』を目指します。
空鉢護法堂は、毘沙門天王の侍従神にして八大龍神の最上首・難陀竜王(なんだりゅうおう)を祀っていて、こちらも一願成就のご利益があります。
参拝する際は、本堂近くの水屋から器に水を入れて約700メートルにも及ぶ九十九折りの山道を登っていきます。
こんな山道をひたすら登ります。
普段全く運動しないので、かなり堪えました……。
戻ってくる方とすれ違うとほとんどの方が挨拶をしてくれて、元気がでました。こういった風習も素敵だなと感じました。
道中で花を撮影したり。
よほど疲れていたのでしょうね。足を止める理由が欲しかったんだと思います。
9割ほど進んだ場所に、白蛇が祀られた場所がありました。
白蛇も金運があがりそうです。
また山頂付近には信貴城址もあります。
そんなこんなでなんとか空鉢護法堂に到着。
持ってきた水をお供えし、堂に上がりお参りをしました。これでまた願いがひとつ叶うことでしょう。
参拝後、持ってきた水は水を入れる場所があるのでそこへ入れ、容器は持って下ります。
堂から見る景色もすごく素敵なので、ぜひ足を休めながら堪能してください。あまり休まなかったので下る時、僕の足はもうプルプルしていました。
空鉢護法堂を後にすると、最後に今回の目的地『千手院』へと向かいます。
金運を呼び込む『銭亀堂』
千手院には、本堂である『護摩堂』、金運を呼び込む『銭亀堂』、先祖や子孫のために祈る『観音堂』があります。
中でも今回の目的である『銭亀堂』は、日本で唯一の金運招福の神である
「銭亀善神」が祀られています。
授与所で
「金運招福銭亀御守」と
「壱億円札」を購入。このセットと財布を石臼にのせて「南無銭亀善神」と念じながら、右に3回廻します。
すると金運のまわりがよくなり、ご利益があるそう。その後、壱億円札を封筒に貼り、表面が南か東を向くように寝室に貼っておくと、金運が上昇します。
中には宝くじや受験票などを入れておくと、当選しやすくなるそうです。
僕も帰りに宝くじを買って、早速封筒に入れています。当選の報告をお待ちください。
<追記>
翌日スクラッチを削るとなんと2000円が当たりました。
これは幸先よさそうです!
また、1年に1度銭亀善神の御開帳が行われています。
それがなんと翌週の日曜と、タイミング的には悪かったのですが、その日であれば混雑でゆっくり参拝できなかったと思うと、よかったのかなという気もします。
銭亀堂の隣から
「虎の胎内くぐり」をして下ると『護摩堂』があります。
『護摩堂』では、ちょうど
護摩焚きが行われており厄除けをしてもらえました。
帰り道では、また違うルートを通って帰ったのですがそこには一億円札をくわえた虎の像も。
他にも全部で何匹いるのというくらい、虎の像があるのでぜひ行かれた際には数えてみてください。また、
それと同じ数以上に賽銭箱もあるので、お賽銭もたっぷり用意しておくといいでしょう。
開運をつかめ!バンジージャンプ
入口付近まで戻ると、近くの川に
「開運橋」という橋がかかっていて、そこではなんと開運祈願としてバンジージャンプがありました。
高さ30メートルの高さから飛び降りれるそうで、ちょうど参加者が飛ぼうとしていました。
参加する方全員にアクションカメラを貸出していて、ジャンプ前後の映像をCDRで渡してくれるそうです。
料金は1回9000円。
僕はこういったアトラクションは苦手なのですが、気になる方はぜひバンジーして開運をつかんではいかがでしょうか。
ということで、かなり満足した参拝となりました。
これで金運もかなり上がったと思うので、今後の人生が楽しみです。
奈良県・信貴山にある『朝護孫子寺』、金運上昇や叶えたい願いのある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
信貴山真言宗 総本山 朝護孫子寺 公式サイト
http://www.sigisan.or.jp/