原因
“多湿”“高温”が続く夏は、風邪が流行る。
湿度が高くなると暑さで食欲がなくなり、免疫力が低下。更に、クーラーによる暑い寒いの温度差や、毎日続く暑さによる夏バテなどによって体力が落ちやすくなっている。
このような身体の状態では、抵抗力が無いのでウイルスを防ぐことができなくなり、風邪を引きやすくなってしまう。
また、寝不足、日焼けまでもが夏風邪の原因になりうるので、注意が必要だ。
ウイルス
夏風邪の前兆として、ノドの違和感や痛みがあり、そこから寒気、だるさ、頭痛、鼻水、発熱といった症状が出る。
夏特有のジメジメした蒸し暑い時期に、原因となりやすいウイルスが「エンテロウィルス」と「アデノウィルス」だ。
エンテロ(腸)、アデノ(ノド)という名称が示すように、お腹がゆるくなったり、喉が痛くなったりするので、見逃さないようにしよう。
予防対策
花火大会などの人混みでの注意
夏には花火大会など人混みの中で楽しむイベントが多いが、そこで風邪菌をもらってしまうリスクがある。
マスクの着用や、食べ物を食べる際には手を洗う、飲み物の回し飲みはしない、帰宅したらすぐに手洗いウガイを怠らない、という事を徹底してもらいたい。
しっかり食べる
暑くても、しっかり食事を取ることで夏バテを防止し、免疫力が高まり夏風邪の予防にもなる。
以前インライフ内で取り上げた『
暑い夏を乗り切る“夏バテ”対策をまとめて紹介!』の中で、夏バテ防止の食材に触れているので、そちらを参考にしてもらいたい。
また、夏風邪を予防するのに効果的な食べ物は、発酵食品と言われており、キムチや納豆、チーズといった食べ物を進んで食べよう。
エアコン・睡眠に気を配る
十分に睡眠を取り、免疫力を維持することが大切だ。
寝床につく30分前からエアコンをかけて、眠り始めの3時間は深く眠りやすいので、3時間で切れるようにタイマーをかけておくと効果的。
その他、エアコンの温度や寝やすくする工夫は、上記の“夏バテ対策記事”に記載している内容を実践してほしい。