近年のハイボール人気や、朝ドラの「マッサン」などで大注目となっている“ウイスキー”。
Pen2014年11/15号では“ウイスキー”を特集し、男のライフスタイルに欠かせないこのお酒を存分に楽しむために必読すべき1冊となっている。
スコットランド産ウイスキー“スコッチ”から、ジャパニーズスタイルのウイスキーまで“世界5大ウイスキー”を、その代表銘柄とともに紹介。
また、日本のウイスキー発祥の地ともいえる山崎蒸溜所で、ウイスキーができるまでの長き道のりを辿る記事や、世界に誇る日本人ブレンダーに教わるウイスキー造りの極意、ウイスキーの色や味わいを決める樽職人たちの仕事ぶりも紹介している。
さらに、世界で一番飲まれているキング・オブ・バーボン、“ジム・ビーム”や“メーカーズマーク”の蒸溜所を訪問。バーボンの聖地を誌面で辿ることができる。
こういう特集記事で1番の醍醐味といえば、カタログ形式の紹介記事。
ザ・マッカラン、ラフロイグ、ボウモアなどのスコッチからおなじみ響、山崎などのジャパニーズ。ワイルドターキー、フォアローゼズ、ノブクリークなどのアメリカン。ジェムソンなどのアイリッシュや、カナディアンクラブなどのカナディアンまで、愛飲の銘柄、これから試したい銘柄を、誌面で出合うことができる。
第2特集では、「開高 健を知っているか?」。
今年が没後25年にあたる開高は、壽屋(現サントリー)に在籍した時代にコピーライターとして一世を風靡。独特の文体で芥川賞を射止め、そののちベトナム戦記や世界の大魚を釣り歩いたルポで新境地を開くなど多彩な才能の持ち主だった。そんな開高を偲び、代表作『夏の闇』がいかにして生まれたかなど、彼の足跡を辿っている。
Pen2014年11月15日号 602円(税別)