現在、消費税の増税などで困難を極める日本の経済事情だが、そんな時でも起業や独立でチャンスをものにする人たちも多くいます。
今回はそんな起業意欲、独立意欲を持っている方達が背中を押してもらえるように、これまでチャンスを掴んできた有名社長達の自伝本をまとめてみました!
そのサクセスストーリーや、失敗談などをぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.成功のコンセプト 三木谷浩史
http://www.amazon.co.jp/dp/4344414004
<内容紹介>
楽天の三木谷社長の著書。開業時のスタッフは6名だった。それから、わずか10年――。
流通総額1兆円のインターネット企業に発展を遂げた楽天にすべてのビジネスマンが肝に銘ずべき独自の哲学があった!その楽天急成長の秘訣<5つのコンセプト>を創業社長が初めて語る。
<コメント>
とにかく「スピード」という言葉が目立ちます。考えて動かないよりもまずは一歩足をだす。まずはやってみてあとは改善。
自身の持つエネルギーをとにかく全力で使いましょうといった理念が感じられる著書となっています。
2.「プロ経営者の条件」 折口雅博
http://www.amazon.co.jp/dp/4198620369
<内容紹介>
起業からわずか10年で売上1400億円、東証1部上場。快挙を達成したグッドウィル・グループ会長・折口雅博が、自らの波乱に満ちた経験をもとに「プロ経営者の条件」=「成功の条件」を語る。
わずか5人で立ち上げた人材派遣会社グッドウィル。そしてわずか5拠点しかなかった介護サービスのコムスン。わずか10年で駆け上がった奇跡の成長の秘訣は何なのか?プロのビジネスマンになるための技術と哲学がここにある。
<コメント>
今となってはという感もなくはないが、この著書には会社のあるべき姿というものがよく描かれています。特に、要点や重要な鍵を「センターピン」として捕らえて、わかりやすく説明する独自の『センターピン理論』は一読の価値があります。
3.稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方 堀江貴文
http://www.amazon.co.jp/dp/4334974600
<内容紹介>
以前、大阪近鉄バッファローズ買収に名乗りをあげて話題を呼んだ「株式会社ライブドア」元社長・堀江貴文が自身の最新の仕事術・経営哲学をすべて見せる。
「僕はごく短期間で会社を立ち上げ、三〇歳で一〇〇億円を稼ぎだしましたが、こういう世界のビジネスチャンスは、旧態依然のオヤジ世代にはつかむことができません。これまでの社会システム・会社システムのなかに安住してきた人たちには、今後ますます苛酷な未来が待っていることでしょう。この本が、皆さんが一〇〇億円を稼ぎ出すヒントになればと思っております。
<コメント>
もう10以上前の本になりますが、学べる箇所は多々あります。考え方は「シンプル」ただ1つ。実際にはどうしようもなく存在してしまうであろう理屈を、スッパリ落として考えている。やはりその倫理観から賛否両論あるが、考え方の1つとしてぜひ頭に入れておいてはどうでしょうか。
4.藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー 藤田晋
http://www.amazon.co.jp/dp/B00KRTAA72
<内容紹介>
『経営者として数多くの優秀な若手社員を見てきて分かったのは、伸びる人にはいくつかの共通項があるということ』サイバーエージェント社長・藤田晋氏、“初のビジネス書”がついに発売!藤田氏自身が今までの経験で得た“成長するための”仕事観や哲学のエッセンスが詰め込まれた一冊です。
上が詰まっているという閉塞感や若手で活躍している人が周りにいないという失望感、なかなか自分の殻が破れない停滞感…。若手から中堅のビジネスパーソンが日々抱える悩みに、藤田氏が理想論ではなく“現場目線”で答えます。
<コメント>
新社会人からベテランまで、ビジネスを行っている誰しもがそれぞれ共感できる成長するためのセオリーが語られています。
仕事と向き合う指南書であり、仕事に対する姿勢を初心に戻す著書でもある、行き詰った時に読むべき一冊かもしれません。
5.僕が六本木に会社をつくるまで 田中良和
http://www.amazon.co.jp/dp/4584189021
<内容紹介>
一人の会社員が日本初のソーシャルネットワーキングサービス「GREE」を作る。利用者20万人を支える責任感、「楽天」退社、手探りの会社設立・・・。
大学生時代にインターネットブームの到来を受けて、ブログもネットも“普通”にあやつる僕らの世代の起業術は、「やりたいことを仕事にする」「20代の本当のリスクを考える」「ベンチャーだからこそ経験できる」…とてもシンプルな方法。ネット業界の可能性と20代のもつ仕事の意味を照らし合わせれば、きっと新しいサービスが作りだしたくなる!U30の僕らの世代のビジネスのやり方。
<コメント>
2010年1月、アメリカのフォーブス誌で「アジアで最も若い、自力で大成した億万長者」と紹介された彼が、一人でゼロからGREEを作り上げていく過程がわかります。
いかにして起業したのか、どのような思想を持っていたのかがわかる著書となっています。
6. リブセンス〈生きる意味〉 上阪徹
http://www.amazon.co.jp/dp/4822249190
<コメント>
高校生のときから起業を準備し、大学1年生のときに創業。
25歳で最年少上場記録を5年ぶりに塗り替えたリブセンス村上太一社長。
わずか1年足らずで、2012年10月からやはり最年少25歳で東証一部に上場。
一直線に歩んできた彼は、なぜ、ベンチャーブームでもITバブルでもない今、最年少上場を果たせたのか?
<コメント>
25歳の最年少マザーズ上場社長として脚光を浴び、一躍有名となった村上太一。
彼がいかにしてリブセンスをここまで大きくすることが出来たのか、事業に対する使命感やリーダーシップなど、その幼い顔の奥に潜む芯の通った精神に迫った一冊となっています。
7.成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語 神田昌典
http://www.amazon.co.jp/dp/4062120569/
<内容紹介>
5年分の起業ノウハウが3時間で学ベる物語。ちまたの成功法則本には一番大切なことが書かれていない。
仕事と家庭、成功と失敗には不思議な因果関係があったのだ。カリスマコンサルタント、初の経営小説。
「仕事と家庭」というテーマをわかりやすく物語で紹介しています。売れるタイミング、事業の成長と失敗のきっかけ、持ち上がる数々の難題…。そのエッセンスを1冊に凝縮。
<コメント>
神田さんの著書は、実は今このまとめを書いている私が学生時代によく読んでいました。
経営というものを小説という形で読むことができます。
よくある成功者の語り本とは違い、いかにして成功し、そしてその成功に潜む影を忠実に描いています。
さて、今回は7つの書籍をご紹介しました。
中にはとても共感できるものもあれば、自分の考えと異なるものもあると思います。
ただ、どの人物も「成功者」であることに変わりはありません。きっとあなたの道標になることでしょう。ただし、成功してからが大変だということはお忘れなく。