冬になると必ずと言っていいほど毎年流行するのが「インフルエンザ」。
新年そうそうインフルエンザに感染してしまって出鼻をくじかれてしまわないようにしっかりと予防・対策を行いましょう。
ということで、インフルエンザの予防方法などをご紹介します!
なぜ冬に流行するの?
なぜ寒くなるとインフルエンザが流行するのでしょうか。
それには、人間の
機能低下が原因にあるようです。
気温や湿度が下がると、呼吸器などの免疫が低下してしまいます。
インフルエンザウィルスは、口や鼻を通って呼吸器内細胞へと感染
するので、感染しやすくなってしまうのです。
また、インフルエンザウィルスは
湿度が低いほど空気中の滞在時間が長く、また細かく飛び散りやすくなります。これも冬に流行する原因と言えるでしょう。
インフルエンザの種類
季節性インフルエンザのウイルスには、3種類あります。
A(H1N1)亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、
A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、
B型です。
この3種類とも流行の可能性があります。
ウイルス型のタイプによって、流行する年齢層が異なりますがどれも可能性はあるので、しっかりと予防を行いましょう。
インフルエンザの予防方法
○予防接種
インフルエンザの予防方法ですが、まず浮かぶのは
予防接種でしょう。
しかし、予防接種で防ぐのは実は極めて難しいとされています。
インフルエンザの原因となるウイルスの種類も多く存在するため、完全に防ぐことはできないためです。
ですが、悪化を抑えることができたり、死亡率を低下できる場合もあるので可能であれば予防接種することをオススメします。
○免疫力をつける
先述したように感染の原因は機能低下によることが大きいので、体調を整えて免疫力をつけることが望ましいでしょう。
そのためにしっかりと食事をとり十分な栄養を摂取し、たっぷりと睡眠することが重要です。
○機能低下を避ける
寒さによる機能低下を防ぐため、
寒さに強くなることも大切です。
過度な厚着をせず、適度な運動を行いましょう。乾布摩擦などで皮膚を強くするのも効果的です。
また、たばこはウイルスに対する抵抗力を弱めるので控えたほうがいいでしょう。
○感染を防ぐ
簡単にできる予防方法としては、
感染経路を避ける。
人ごみや乾燥している場所などではしっかりとマスクをし、公共物で多くの人が手で触れているものに触れた際にはしっかりと手洗いを行いましょう。
また、帰宅時にはうがいをするのも大切です。
インフルエンザはなるべくかからないようにするのはもちろんですが、かかってしまった場合はマスクなどをし、咳やくしゃみを飛散させないように配慮してください。
感染しやすいこの季節、いいスタートが切れるようにしっかりと予防しておきましょう!