どうも、編集部ハマサキです。
この間ノートPCで作業をしていたところ「ぱすん。」という音の後、PCが起動しなくなりました。
幸いバックアップはとってありますし、型は古いですがサブのデスクトップはあるので、現状なんとかそちらでやりくりしております。
購入してから結構経っていたのでコレを機に買い替えもいいかもしれない、と考えていたところにちょうど新型タブレットPCのリリース情報が!しかもWindows機!
今回なんと実機を入手することが出来たので、スペックや実際の使用感などを写真付きでレビューしていきたいと思います!
スペック比較
まずは似たサイズで同価格帯の「iPad mini4 64Gモデル」とスペックを比較していきましょう。
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raytrektab(2017) |
iPadmini4 64G(2015) |
CPU |
Intel Atom x5-Z8350 1.44GHz |
Apple A8
M8モーションコプロセッサ |
メモリ |
4GB DDR3L |
2GB |
液晶 |
8インチ液晶
1280×800 5点マルチタッチ対応 |
7.9インチ液晶
2048×1536 |
外部ストレージ |
microSDXCスロット×1 |
無し |
重量 |
約400g |
304g |
カメラ |
200万画素 |
800万画素
スローモーション動画撮影
前面カメラ120万画素 |
バッテリー |
約4時間 |
不明 |
接続端子 |
microUSB×1(給電兼用)
microHDMI×1
ステレオミニプラグ |
Lightningコネクタ
ヘッドフォンミニジャック |
メモリやCPUなどでは上位となるレイトレックタブですが、解像度などではiPadminiに一歩劣る、という感じ。
ただまあ8インチタブレットでこの解像度ならあまり問題はないかと思います。
開封してみた
では、開封していきましょう。
サイズ感としては「iPad mini4」と比べると少し大きく感じます。
本体サイズも約1センチとしっかりした厚み。
液晶側、背面にカメラが2つ、端子類は液晶右上側に集中して配置されています。
ヘッドホン端子、電源、音量キー、microSDカードスロットも右側に設置。
ホームボタンは物理キーではなく、液晶下のWindowsロゴマークがタッチで使用できます。
同梱物はminiUSB、miniHDMI、タッチペン、充電用USB変換ジャック。
タッチペンには黒の標準芯のほか、エストラマー芯(白)、フェルト芯(グレー)、芯抜きが付属しています。
初心者でも使いやすいイラストソフトが付属
起動すると、初期状態ではほぼ何もインストールされていない状態。
セキュリティソフトの「マカフィー・リブセーフ」のみプリインストールされています。イラスト用ソフトの「CLIPSTADIO(クリップスタジオ)」のシリアルキーなども同梱されていますが、インストールはされていないのでインターネット環境を用意しておかなければ使えません。
クリップスタジオインストール後の容量は約40GB。
microSDカードも使えるので、ある程度アプリなどをインストールしていっても問題なさそうです。
鉛筆そっくりなWacom製ペン
付属のペンはタブレットメーカー大手のWacom(ワコム)製電磁誘導方式。
4096段階の精密な筆圧感知性能とレスポンスの良さが特徴です。
鉛筆のような握り心地で、タッチペンをあまり使わない方でもすぐに慣れることができると思います。
惜しむらくはペンタブレットによくある、サイドスイッチが無いところ。
ショートカットキーなどを登録しづらいレイトレックタブにおいて、この辺りはできれば付けておいて欲しかったところですね。
使用感
実際持ち歩いて「CLIPSTADIO」でイラストを描いてみました。
さすがWacom製のペンといった書き心地で、筆圧もしっかりと感知されるため思ったものに近い線を描く事ができます。「CLIPSTADIO」に慣れている方であれば、特に違和感を感じることはないのではないでしょうか。
サイズ感も最初は小さいかなと思ったのですが、慣れてくると意外にこのサイズでも問題ありません。これ以上大きいと机に置いて使わないといけませんが、このサイズなら手に持ったままでも無理なく使用できます。
また、コンパクトなため気軽に持ち運びができるので、メインツールとしては少し物足りないかもしれませんが、ちょっとしたアイデアスケッチやセカンドツールとしては最高のアイテムかもしれません。
しかし前述した通りサイドキーがないため、ショートカットキーでアンドゥやツールの変更などを行いたい場合はBluetoothのキーボードなどを併用する必要があるなと感じました。
普段液晶タブレットでイラストや漫画を描いている友人数名にも使ってみてもらいましたが、ペンが軽く描き心地も良好で、コンパクトなボディなため、やはり外出時やちょっとしたイラストなどを描くのに欲しいとなかなか好評でした!
気になる点
バッテリーはカタログスペックだと約4時間と少々短め。
そして2時間も連続して使ってると結構本体の発熱がつらいです。
充電も急速充電には対応していないので、ガッツリ作業をする場合は最初から充電ケーブルを繋いだ上で作業するのがよさそうですね。
あと、画面にはデフォルトで薄いフィルムが貼られているっぽい(カメラ周辺はフィルムがないので触るとわかります)んですが、ちょっと指紋が付きやすく目立っちゃうので指で操作するのに慣れている方は張り替えたほうがいいかもしれません。
まとめ
レイトレックタブは「気軽に持ち歩ける8インチ液晶ペンタブレット」としてはかなり有能。
外でふと思いついたアイデアなどを、さっと下書きするくらいならかなり便利かと思います。
イラストなどを描かず、「WindowsのタブレットPCが欲しい!」という方以外なら、他のタブレットなりを探したほうがいいかもしれません。
しかしイラストを描く人なら、5万円以下で手に入る液晶ペンタブレット「レイトレックタブ」は必見です!
「raytrektab」製品ページ
http://www.dospara.co.jp/5info/cts_raytrektab