誰もが憧れる
「会員制のお店」。
おしゃれなBARやホテル、レストランに多いシステムです。
いかにも隠れ家といったイメージが沸きますね。
そこで今回は、デートに使えば相手におっと思わせる事もできる会員制のお店、大阪・天神橋筋六丁目にある
『熊の焼鳥』を紹介します。
熊の焼鳥
熊の焼鳥があるのは、大阪市営地下鉄谷町線・天神橋筋六丁目駅すぐの
「レンガ通り」という細い路地。
スナックなどが立ち並び、昭和の雰囲気が漂うレトロな通りです。
その中でも一際不思議な雰囲気を出しているのが、この看板も表札もない扉。
赤い熊の置物が目印です。
もちろん見つけたとしても会員の証であるIDカードをかざさなければ扉は開きません。
じゃあ入れないじゃん。
と思った方、落ち着いてください、入会方法をお教えします。
入会方法は2種類あり、1つが
会員から紹介されること。
会員制のお店によくある分かりやすい方法ですね。
ですが、知り合いに熊の焼鳥会員がいなければ八方塞り。
そんな方は、2つ目の方法、
店主の審査に合格する。
実は、非会員でも曜日や時間帯によって空いていれば予約を取ることができます。
入店できたら、焼鳥を味わいつつ、店主との会話を楽しんでください。
まさにこの会話が入会審査となっているのです。
まぁ鶏肉に関する知識がないとダメとか、店主も驚くような雑学をもってないとダメという訳ではなく、焼鳥がどれだけ好きか、楽しく食事できているかが伝われば問題ないです。
要は楽しく食べて、楽しくお話できてれば会員になれます。
難しいのは予約を取ることなので、そこは根気良く電話しましょう。
会員になれば、登録した住所に会員証でもある
電子カードキーが届きます。
これ1枚で何人でも一緒に入店できるので、デートだけでなくグループでも活用可能。
「俺、会員制の焼鳥屋知ってるけど行く?」とか言えたらちょっとカッコイイですね。
ちなみに入会金は15,000円。
会員の紹介があれば10,000円との事。
こだわりの絶品料理
カウンター12席、テーブル6席と小さめの店内で腕を振るうのは店主の熊脇稔康さん。
「熊の焼鳥では、鳥取の大山鶏を使っています。鶏本来のうまみのピークが、お客様の口に入る時間と合うように逆算して朝に締めてもらい、内臓を外した状態で仕入れてお店で各部位に切り分けます。」と、抜群の鮮度で提供する為のとんでもないこだわりを語ります。
新鮮な鶏肉は刺身はもちろん、焼鳥も絶品。
紀州備長炭の煙で包むように低温で焼き上げるため、火が通り過ぎず、ジューシーな味わいを楽しめます。
様々な料理の中でも特に人気なのが、
「雲丹ムネ」と呼ばれる料理。
すりおろした山芋にウニのペーストを混ぜ合わせ、生のムネ肉に乗せ、海苔を巻いて食べるというもの。
あっさりとしたムネ肉にウニの塩気、海苔のパリッとした食感、それらを上手く纏め上げる山芋が全て合わさった味は多くの人を魅了し、これ目当てに入会する人もいるぐらいです。
鶏肉の部位が非常に多いため、何を注文すればいいか分からない方は
「おすすめ10串コース 3,700円」を頼めば、雲丹ムネや刺身、焼鳥が思う存分楽しめます。
いかがでしたか?
会員制のお店への入店権というのは大人としてもひとつのステータスになります。
自慢げにひけらかすのではなく、デートの選択肢として「こういうお店もあるよ。」と演出するのがスマートというもの。
入会するにはすこし手間はかかりますが、見返りとして美味しい料理を食べられるのなら問題なし。
是非、会員制焼鳥屋「熊の焼鳥」で絶品料理を味わってみてはいかがでしょうか!
【熊の焼鳥】
住所:大阪市北区天神橋6-3-26 レンガ通り内
電話番号:06-6353-6330
営業時間:16:00〜24:00(ネタがなくなり次第、営業終了)
定休日:不定休
メニュー:お任せ10串コース1人前 2,700円/熊のたまごかけご飯 480円/入会金 15,000円など