普通に生きていると、なかなか手にする機会が無いだろう“二眼レフカメラ”。
120mmブローニーフィルムを使う中判カメラで、ファインダー越しに被写体を視認するレンズと、像をフィルムに焼き付けるレンズの2つのレンズが装備された特殊なカメラだ。2つのレンズを用いる事によって、ミラーをあげる挙動(シャッターを切った瞬間のミラーが上がる音)が必要なくなるため、“写真がブレる”ことが少なくなるという利点がある。
二眼レフカメラの元祖「ローライフレックス」の二眼レフは名機として知られ、高いモノだと100万円以上するほど、カメラファンから高い人気を得ている憧れのカメラといえるだろう。
その二眼レフカメラをトイカメラにした『BONZART AMPEL(ボンザート アンペル)』が、再び日本に上陸する。
二眼レフカメラのようなレトロなデザインをデジタルカメラとして現代に蘇らせている『ボンザート アンペル』は、縦に並んだ2つのレンズ、上部の液晶モニター、前面のシャッターボタンなど、既存のデジタルカメラやスマートフォンのカメラでは味わえない撮影体験ができるカメラとして好評を得ているという。
カメラ上部に搭載された液晶モニタを覗き込み、二眼レフの特徴である“ウエストレベル”で構図を決める。撮影者の視線とレンズが捉える風景が異なる二眼レフでの撮影は、一般的なカメラとは違う新鮮な感覚を撮影者に与え、更には撮影行為への没入感を一層高めてくれるはずだ。
また、撮影フォーマットは、スクウェアな画面サイズである「1:1(二眼レフは大体6×6)」と、画面サイズ「4:3」の2パターンから選択可能。特に、スクウェアなフォーマットは二眼レフ風のデザインならではのレトロなフォーマットであるのと同時に、近年ツイッターやインスタグラム等のSNSとの親和性が高く、現代的なフォーマットと言えるだろう。
“レトロ”と“モダン”が融合した『ボンザート アンペル』。おもちゃなのに、二眼レフの気分が存分に味わえる稀有なトイカメラだ。
<商品概要>
品名:BONZART AMPEL(ボンザート アンペル)
色規格:ブラック
型番:BONZ-AMPEL/BK
価格:15,556円(税抜)