2015年3月、宮城県名取市の仙台空港に完成した漫画家 大友克洋の壁画『金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤ヲ越ユルノ図(キンカドウジフウジンライジンヲシタガエテハトウヲコユルノズ)』(幅約8.7×高さ約2.8メートル)。
“未来を担う子供たちが、現代の叡智とともに自然がもつ大いなる力に立ち向かい、困難に対しても勇気を持って前に進む姿”をイメージしたという。金華童子がメカニカルな金魚にまたがり、風神と雷神を従えながら激しい波を越えている様は、ダイナミックで、SFチックでサイバーパンクな世界観と相まり、いかにも大友らしい作品と言えるはずだ。
今回発売されたのは、上記作品の原画をPXジークレーで270×758ミリサイズに印刷し、限定250点でシリアルナンバー入り、更に大友の直筆サインも書かれた貴重な記念品となっている。また、416×952ミリサイズの額、収納時の布タトウと指箱、作品紹介冊子も付属。
価格は129,600円(税込)で、利益は東日本大震災の復興の一助のために宮城県に寄付される。
購入は1人1点まで、年齢も20歳以上に限るとのこと。