どうも! インライフ編集部です!
この間、手帳に予定を書いている時に「男前って筆記用具にも拘りたいよな…」と思いました。
個人的にここ数ヶ月の間に重要書類や契約書へサインを書く機会が多く、その度に「パッと万年筆を出して、サラサラ書けたらカッコイイよなぁ…」という気持ちが高まっています。
そして例の如く、万年筆って高いモノだとどれぐらいの値段がするんだろう?という疑問が…。
今回の『贅沢図鑑』では、世界の高額万年筆を紹介したいと思います。
montblanc
知名度やブランド力から、男性人気が一番高いと言われている「モンブラン」の万年筆。
六角形の白いロゴマーク“ホワイトスター”は、雪に覆われたヨーロッパ最高峰であるモンブランの山頂をイメージしています。
全てにおいて最高峰でありたいというモンブランの思い。書く者にインテリジェンスやステータス、ラグジュアリーを与えてくれる万年筆です。
画像は、1924年に誕生した定番シリーズ『マイスターシュテュック』。
重要な調印式の際に使われ、世界中の作家をはじめ多くのファンを魅了し続けているこの万年筆は、モンブランの筆記具の歴史上、最も名高い逸品と言われています。
お値段は
106,920円で、頑張れば買えますね!
Pelikan
1832年に誕生した、ドイツのインクブランド「ペリカン」。
ペリカンの作る万年筆は、世代や性別を問わず人気を博している。
ドイツの子供は、勉強用の筆記具に万年筆を使うそうなので、子供向けの低価格な万年筆があったりするのもペリカンの特徴ですね。
画像は、ペリカンの代表的な万年筆『スーベレーン』の最上級モデル。
ペン先の腰のかなり柔らかく、世界中の万年筆の中で最も柔らかく繊細だと言われています。
お値段は
75,600円。
知名度のモンブラン、書きやすさのペリカン、という感じですね。
FABER-CASTELL
創業250年を超える世界最古の筆記具ブランド「ファーバーカステル」。
画家のヴァン・ゴッホ、デザイナーのカール・ラガーフェルドなど、世界の巨匠に愛されたブランドとして有名ですね。
代表的な万年筆『イントゥイション』は、高級木材グラナディラ(フルートなどの吹奏楽器に使用される)を用いていて、堅くて密度の高いを軸を実現しています。
お値段は
108,000円と、かなり高価な1本。
余談ですが、鉛筆の原型となる六角形の鉛筆を初めて製造したのはファーバーカステルだった、という事を調べているうちに知りました(笑)。
Caran d` Ache
高級時計やジュエリーで有名な“スイスブランド”の筆記具「カランダッシュ」は、製品の全てをジュネーヴの自社工場にて生産していて、小さな部品も含めてすべてに製品基準のテストを受け、厳しい管理の元に生産されています。
また、豊富なデザイン、最高級の素材のみを使用といった、世代を超えて使える同社の万年筆は、筆記具というよりも宝飾品に近いとも言われています。
画像は、
約39,400,000円もする万年筆『ラ・モデルニスタ ダイヤモンド』で、2001年にギネスブックに登録された世界で一番高価な万年筆です。
銀のボディーに5072個のダイヤモンドと96個のルビーが埋め込まれており、流石にコレを買うこともできなければ、使わせてもらえたとしても怖くて文字が震えると思います……。
ところで、カランダッシュは2010年に『1010ダイアモンド』を発表し、話題になりました。
この万年筆は、合計850個以上ものダイヤモンドが使用され、お値段
100,000,000円で、限定1本を発売。
職人の技術と、贅の全てを注いだ万年筆。現在、世界で一番高価な万年筆はこの『1010ダイアモンド』だということがわかりました。
しかし、カランダッシュでは富裕層向けにオートクチュール商品(1点
120,000,000円のダイアモンド張り万年筆など)も作っており、どの万年筆が現在史上最高額の万年筆かわかりません。
1本
1億円超の万年筆… 持ちたい!書きたい!というより、まずはこの眼で現物を拝んでみたいですね…。
いかがでしたか?
普段はパソコンやスマホを使うのに慣れてしまって、メールや書類の作成に“文字を書く”という機会って少なくなっていると感じますよね。
例えば、手書きの手紙を貰った時に感じる“温もり”って素敵だと思いませんか?
自分のお気に入りの万年筆を見つけて、手紙を書いたり仕事に使ってみましょう!