前回のあらすじ
すっかりBAR"Polish"の常連となったジミオは、『洗顔について』相談することにした。
すると店のマスターに洗顔を始めるにはまず自分の肌質チェックを行わなければいけないと言われ、それぞれの肌質についてレクチャーを受けることに。
「混合肌」であるとわかったジミオは、ようやく洗顔方法について教えてもらうこととなった。
ジミオ:こんにちは!前回肌質だけで終わってしまいましたからね!早速洗顔方法について教えてください!!
ハナガタ:ジミオ君、まずは落ち着こうか。落ち着きのない男はモテないよ。
ジミオ:……わかりました。ふぅ〜…。
ハナガタ:よし、前回は途中で終わってしまってすまない。早速『洗顔方法について』教えよう。
女性はまず肌を見ている
ハナガタ:まず、
男性の肌の状態を女性は意外に見ているということを知っておいたほうがいい。
女性って美意識が高くて、基本的にスキンケアなんかに余念がないだろ?自分が気にしている部分というのは当然目に付きやすい。だから男性の肌を見た瞬間に、その人のイメージの善し悪しが決まってしまうことだってあるんだ。
ジミオ:確かにそうですね。肌ケアが大事なことはよくわかりました!
ハナガタ:じゃあどうすれば肌を清潔に保つことができるか。
これの基本がやっぱり
「洗顔」なんだ。ジミオ君は1日どれくらい洗顔してる?
ジミオ:お風呂に入った時にやるので、1回ですね。
ハナガタ:悪くはないけど、できれば
朝夜の2回が望ましい。ただし、2回で十分だ。やりすぎは逆に肌によくないからね。
ジミオ:そうなんですか!汗かいたりしたら、その度にした方が清潔なんじゃないんですか?
ハナガタ:これは前回にも少し話したと思うんだけど、肌の水分を保つにはある程度の皮脂が必要なんだ。
だけど洗顔をしすぎると水分確保に必要な皮脂まで洗い流してしまうことになる。その結果水分不足に陥ってしまって、少しでも水分を残そうと、より皮脂を分泌してしまう悪循環に陥ってしまうというわけだ。
ジミオ:ベタベタするのが嫌だからといって洗いすぎはNGなんですね!
ハナガタ:ちなみに体を洗うついでにと
石鹸で顔を洗うのも危険だ。
洗顔料は顔に適したバランスで成分が配合されているけれど、石鹸など他の場所で使うものは必要以上に皮脂を奪ってしまうから、洗いすぎた時と同じ症状が起きてしまうんだ。
ではまず、洗顔の際の5つのポイントを紹介しよう!
5つのポイント
1.ぬるま湯で顔をすすぐ
ぬるま湯で顔をすすぎ、毛穴を開いて汚れを取りやすくする。
2.洗顔料を泡立てる
洗顔料に水を加え泡立てます。
※泡立てネットがあると便利。簡単にふわふわの泡をつくることができる。
3.優しく、指の腹で洗う
額の中心から外に向かって円を描くように指の腹で優しく洗う。
頬は中心から外に、口の周りはアゴから鼻下に向かって指の腹で円を描くように。
アゴの部分は、アゴの中心から外に向かって指の腹で洗おう。
4.目の周りは優しく洗う
目の周りは特にデリケートなので、優しく丸く洗う。
小鼻は下から上に、鼻筋は添って上下に円を描くように洗おう。
5.よくすすぎ、はたくように拭き取る
洗顔後は毛穴を引き締めるために水でよくすすぐ。
すすぎは洗顔時間の3倍時間をかける意識で行おう。
すすいだ後は、タオルで軽くはたくように水分を拭き取る。
ジミオ:この5つのポイントを守りながら洗顔をすればいいってことですね!
ハナガタ:その通り。洗顔料をしっかりと泡立てて、なるべく肌に刺激を与えないように意識すれば問題ない。
ジミオ:なるほど!この洗顔方法でもう肌質はバッチリですね!
ハナガタ:その考えは危険だよ、ジミオ君。最後に最も重要な
「洗顔後のケア」が残っているんだ。
洗顔後の肌は砂漠状態。しっかりとそのあと肌に水分を補給させてあげよう。
でないと、やっぱり同じように余分に皮脂を分泌してしまって意味がなくなってしまうんだ。自分の肌質に合わせて、しっかりと保湿を行おう。
ジミオ:保湿って具体的にはどうすればいいんですか?
ハナガタ:保湿を行うには、市販されている
『ローション』や『乳液』、『クリーム』などを使う。
『ローション』や『乳液』は水分量が多く、そこまで乾燥が気にならない人はまずこのどちらかを使うといいだろう。
それでも乾燥するというオイリー肌の人は『クリーム』を使用するといい。
それでは簡単に水分補給の手順を説明しよう。
水分補給の手順
1.『ローション』を肌になじませる
適量のローションを手に取り、顔全体につけて軽くはたくようにしてなじませる。
2.『ローション』を肌に浸透させる
肌になじんできたら、両手の指で揉むように動かして浸透させ、ハリを出そう。
3.『乳液』や『クリーム』で覆う
乾燥が気になる人は、この上から水分の蒸発を防ぐために『乳液』や『クリーム』を使う。
適度な脂分を肌に与えることで、脂分が余分に分泌されるのをこれで防ぐことができる。
4.肌を温めて保湿
『乳液』や『クリーム』を顔全体につけ、両手で顔を覆い肌を温める。
肌を温めると、保湿効果が高まり、より『ローション』が浸透しやすくなるんだ。
ハナガタ:こんな感じで保湿してくれれば、仕事の疲れやひげ剃りなどで傷んだ肌も改善されていくはずだ。
ジミオ:ありがとうございます!早速洗顔、試してみます!
今回のまとめ
○洗顔は朝と夜2回!洗いすぎはNG!
○石鹸など洗顔料以外での洗顔もNG!
○洗顔は洗顔料をしっかりと泡立てて、なるべく肌に刺激を与えないように
○洗顔後は水で洗顔時間の3倍時間をかけてすすぐ。
○すすいだ後は、タオルで軽くはたくように水分を拭き取る。
○洗顔後はローションやクリームなどでしっかりと保湿
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