ジミオ:こんにちは!さっそくですがマスター!僕って匂いますか!?
ハナガタ:いきなりだね。私はジミオ君が匂うなんて思わないよ。大方、女性社員にそんな類のことを言われたのかな?
ジミオ:そうなんです…。汗をかいたりすると臭ったりしてしまうんですかね……。
ハナガタ:どうだろうね。じゃあせっかくだから今日は
『体臭』について教えようか。
ジミオ:はい!ぜひお願いします!!
2つのにおい発生源
ハナガタ:そもそも体臭は何が原因かわかるかい?
ジミオ:やっぱり汗とかでしょうか…。
ハナガタ:それも正解。
においの原因は「汗」と「皮脂」の2種類に大きく分けられるんだ。今日はまず「汗」による体臭について教えていこう。
「汗」による臭い予防
ハナガタ:「汗による」臭いの中にも種類がある。
ワキの下などのツンとしたにおいと、足が蒸れた時などにするモワっとした感じのにおいの2種類だ。
ジミオ:ワキは自分ではあまり気になったことはありませんが、足のにおいはたまに気になることありますね…。
ハナガタ:嫌なにおいというのは、汗が体の各部にある雑菌と反応して発生する。においの種類が違うのは、においをつくる汗腺がそれぞれ異なるからなんだ。
例えば、
足の裏のエクリン腺は1日でコップ1杯分の汗をかくと言われている。
ジミオ:そうなんですか!それは確かににおいの原因になりそうですね…。
ハナガタ:なので、足のケアは大切だ。早速、足のにおいを予防する方法を紹介していこう。
足のにおい防止方法
1.靴は最低2足
1日毎に靴を変えて玄関や日陰で乾かそう。靴の中の環境がよい状態で靴を履くことを心がけるんだ。
2.足をしっかり洗う
石鹸をよく泡立て、足の裏や指の間までしっかりと洗おう。
洗ったあとは、しっかりと水分を拭き取って清潔な状態を保つんだ。
3.野菜を食べる
肉中心の食生活や乳製品を多く摂りすぎるのはNGだ。
野菜を多く食べるようにし、脂肪分に注意しよう。
4.消臭グッズを使う
消臭スプレーや、吸湿効果のある中敷きなども便利だ。
足や靴に使用することでにおいを予防してくれる。
5.爪は伸ばさない
足のつめはこまめに切ろう。
ただし
深爪は厳禁だ。深爪のまま靴を履くとムレて雑菌が入り、化膿するとさらに悪臭を放つ原因になってしまうんだ。
ジミオ:足だけでもなかなか大変ですね…。
ハナガタ:まずは出来ることからやっていけばいい。
においの原因は主に"ムレ"だから、仕事中も
なるべく靴を脱いでサンダルや素足でいるようにするといいよ。
ジミオ:明日からデスクワークの時はそうします!
ハナガタ:汗でもう一つ気になるのはやはり「ワキのにおい」だ。
ワキの下はアポクリン腺という汗腺が汗を作っているんだ。
ジミオ:ワキのにおいはどんな風に予防すればいいんですか?
ハナガタ:基本はやはり清潔に保つことだ。
ワキは汗や汚れが蓄積しやすい。毎日お風呂でしっかりと洗い流すだけで十分予防することができる。
ワキを含め、体の洗い方も紹介しよう。
意外と見落としがちなこともあると思うので、洗い方なんかもう大人だからわかると聞き流さないようにね。
体の上手な洗い方
1.しっかりと泡立てる
ボディタオルにボディソープなどをつけてしっかりと泡立てよう。
ボディソープを直接体に塗りつけるのは厳禁だ。
2.体の中心へ向かって洗う
手の先や足の先から、体の中心へ向かって洗うようにしよう。
そうすることで心臓に負担をかけず、血行を促進し、新陳代謝を高めることができる。
3.円を描くように洗う
体を洗うときは円を描くように動かして洗おう。
ゴシゴシと強くこすらずに、肌に優しく洗うように心がけよう。
4.しっかりと拭き取る
洗ったあとはしっかりとすすごう。
水分は残っているとにおいの原因になるので、しっかりと拭き取ることを忘れずに。
拭き取ったらボディローションなどでスキンケアをするとなおいい。
ハナガタ:汗をかくのは暑かったり仕事を頑張っていれば仕方のないことだ。
1日の終わりには、しっかりと体を洗って、その日のうちに清潔にしてから休もう。
今度お店に来たときは「皮脂によるにおい」の予防方法について教えよう。
ジミオ:わかりました!加齢臭なんかはそっちなんですかね。気になります…!
今回のまとめ
○においの原因は「汗」と「皮脂」の2種類
○足の裏は1日でコップ1杯分の汗をかく
○1日毎に靴を変え、足の爪はしっかり切る
○なるべく靴を脱いでサンダルや素足でいる
○体の中心へ向かって洗うと新陳代謝がアップ
○ゴシゴシと強くこすらずに、肌に優しく洗う
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