第20回目となる今回は、連載開始から45年以上続いている不朽の名作
『ゴルゴ13』の主人公、デューク東郷から学んでいきたいと思います。
【漫画のあらすじ】
社会の裏側、あるいは裏と表の境界線上がゴルゴ13ことデューク東郷の活躍の舞台。
諜報戦に代表される国家間の暗闘、世界各地の戦争・紛争、ゲリラ活動やテロリズムを題材としたもの、また麻薬組織など犯罪を扱ったもの、最新テクノロジー、企業活動に関連したもの、歴史問題・地理問題などがテーマとなっており、それらを舞台に超一流のスナイパー(狙撃手)「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画。
強靭な肉体と強い精神力・集中力を持つ男の中の男、デューク東郷から"オトコマエ"を学びたいと思います!
「男なんてのは、自分が一番良いと思う事をやるしかないんだ……」
○オトコマエポイント
デューク東郷はまわりにどう思われようがそんな事は一切気にすることはありません。
自分の思想や信念を何よりも大事にし、それを貫いて仕事をこなしい、生きています。
他人の目を気にして、自分が本当にやりたいことを我慢せずに、自分が最善だと思うのであれば、結果がどうなろうとやり切る。
そんな生き方ができれば、かなり"オトコマエ"度高いですね。見習いたいポイントです。
「……10%の才能と20%の努力………そして30%の臆病さ……残る40%は"運"だろう……な……」
○オトコマエポイント
これは依頼人にプロとして成功する条件を問われた際に返したセリフ。
仕事においてプロフェッショナルであるデューク東郷でさえも、40%が"運"であると語っています。
デューク東郷でさえも、やはり運の要素は大きいのです。
つまり、これは自身の才能や努力を過信してはいけないという戒め。
運以外の要素である才能や努力、そして臆病さを大事にするストイックさを持っているからこそ、運を活かすことができるのではないでしょうか。
どれだけプロフェッショナルになろうが、謙虚さを忘れないように心がけましょう。
「女とねる時は……おれの方から相手を選ぶことにしている」
○オトコマエポイント
こんなこと言える男、そう多くはいないでしょう!
来るもの拒まず、誰でも迎え入れているような男は、自分を下げてしまっていることに気付かなければいけません。
実際にこのデューク東郷と同じ行動を取らずとも、「自分が選ぶ」気持ちをもっていることで心に余裕が出来るのではないでしょうか。
そうした余裕が生まれることによって"オトコマエ"度も間違いなくアップするはず。
まとめ
デューク東郷は非常にミステリアスで「ハードボイルド」とはまさに彼のようなことを言うのだなと思わせるキャラクターです。
自分の決めたルールを厳格に守る姿勢と、必ず任務を完遂する使命感など、"オトコマエ"として見習うべき部分が多々あります!
現在単行本は180巻近くまで発売していますが、「男のバイブル」としてぜひ一度購読されてみてはいかがでしょうか。