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内に秘めた闘志!ジダンから男前を学ぶ!!
アスリートから男前な部分を学んでいくコラム。第三回目は内に秘めた闘志、ジネディーヌ・ジダン!
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遅い挨拶となりましたが、新年明けましておめでとうございます。

今年も一緒に世界のアスリートから男前を学んでいきましょう。

それでは早速新年1人目の男前先生をご紹介します。

世界有数のビッグクラブであるレアル・マドリーの監督に新年早々に就任したこの人ジネディーヌ・ヤジッド・ジダン先生です。
日韓ワールドカップの時に放送されていたカップヌードルで地団駄踏んでたあの方です。自身現役最後の試合で頭突きを喰らわせ退場となった事でも有名ですね。



まずはそんなジダン先生の簡単なプロフィールをご紹介します。

サッカーをはじめたきっかけは「キャプテン翼」
アルジェリアからの移民の両親の子としてこの世に生を受けたジダン先生(末っ子)は、日本でも大人気であるキャプテン翼の影響でサッカーを始めます。
もちろんボールは友達のごとくストリートサッカーにあけくれそこであの芸術的なボールタッチが磨かれました。

9歳で地元クラブのASフォレスタに加入後、14歳で加入したASカンヌでプロデビューを果たすと
フランス・フットボールから「ディビジョン1で最も才能に恵まれた選手」と評されるまでに成長を遂げました。

その後は多くの人が知っている様にボルドー、ユベントス、レアルマドリーと渡り歩きチャンピオンズリーグをはじめとする数々のタイトルを獲得すると共に、そのシーズンで世界最高の選手に贈られるバロンドールにも選ばれるなど世界一のフットボーラーとしてその名を知らない人はいないスーパースターとなったのです。

代表レベルでは1994年にデビューし地元開催のフランスワールドカップでは決勝で得点するなどチームを見事ワールドカップ初優勝に導きました。因みにこの大会のグループリーグサウジアラビア戦で相手の足を踏みつけ退場になっています…。

結局代表では108試合に出場しワールドカップとユーロという2大タイトルを獲得する成功を収めました。

内に秘めた闘志を感じるエピソード
この大会を最後に引退を表明して望んだ2006年ドイツワールドカップの韓国戦でトレゼゲとの途中交代を命じられ激怒したジダンはロッカールームのドアを蹴破ったのです。このドアは『ジダンが壊したドア』として今も保存されている事はサッカーファンの間で有名です。

後にジダン先生は当時の事をこう振り返っています。
『トレゼゲ(※1)を入れたのはいい。彼以外に誰がゴールできる? でも彼に決勝パスを出すのは誰だ? 私はそのためにいるんだ!』
※1トレゼゲはユベントスなどで活躍したストライカー

さらにインタビュアーから『ひどい采配だったということですね』と質問されると
『ひどいどころじゃないよ。私はものすごいフラストレーションを味わったんだ』とタブーともいえる監督批判を行ったのです。

普段は寡黙で内気な性格と言われていますが、この様に試合中にカッとなって退場する事や感情を出す事が何度かあり生涯で計14枚ものレッドカードを受けています。

当然、レッドカードの対象となるような暴力行為などの反則行為は誉められたものではありませんが、この様な行為から私はジダン先生の内に秘めた闘志に男前を感じます。

まとめ
感情を表に出しリーダーシップを発揮する選手、感情はあまり出さないものの背中やそのプレーで味方を引っ張る選手など様々な選手がいますが、日本人ならではの侘・寂を感じさせらせる後者の様な選手に男前を感じます。
一見大人しいと思われながらも心の中は常に燃えたぎっている。そんなギャップを持つ"オトコマエ"こそ魅力を感じさせるのではないでしょうか。


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