ついにリオオリンピックが始まりましたね!
様々な競技で日本人がメダルを獲る中、卓球では福原愛選手や水谷隼選手らが次々と勝ち進んでいて応援にも力が入る今日この頃。
卓球って体育の授業でやったぐらいしか経験はありませんが、すごくショボいラケットを使ったのを覚えています。
当たり前ですが、テレビを見ていると各選手のラケットはとても強そうです。あと高そうです。
ということで今回は
『最高級卓球ラケット』について調べてみました!
卓球の歴史
まずは卓球について少し補足を。
今でこそ中国が競技人口・技術レベル共に最高峰で、卓球大国と言われていますが、実は卓球の発祥は1880年代のイギリスとされています。
元々、テニスが雨でできなくなった際に室内でできないかと考えられたのが起源だそうです。
卓球がテーブルテニスと呼ばれるのもこのあたりが理由なんでしょうね。
卓球ラケットの種類
次に卓球ラケットの種類についての補足です。
大きく分けて2種類、
「シェークハンド」と
「ペンホルダー」があります。
シェークハンド
名前の通り握手をするように握るラケットで、両面にラバーを貼って使用するタイプです。
フォア・バックの切り替えがしやすく、両面ラバーの特性を活かした戦術が多彩な為、多くの選手がシェークハンドラケットを使用しています。
ペンホルダー
ペンを持つように握り、通常は片面だけラバーを貼って使うラケットです。
シェークハンドに比べて、ラケット角度を微調整しやすい為、ボールコントロールに優れています。
ペンホルダーの中でも「日本式ペン」と「中国式ペン」があり、中国式ペンはトップ選手が両面にラバーを貼ることで、裏面打法やペン両ハンドドライブ型などを完成させ、多くの実績を残しています。
長くなってしまいましたが、そろそろ
『最高級卓球ラケット』を紹介していきたいと思います。
KOKUTAKU 尾州NO.1スーパー超特選「極」:30,000円
ペンホルダーの単板ラケット。
卓球のラケットは素材を複数枚組み合わせる合板と1枚の木板のみで作られる単板に分かれます。
単板は割れやすいという欠点がありますが、反発力と剛性のバランスが良いため、ドライブ主戦型の選手が好んで使用します。
にしても、ラケット単体でけっこうな値段しますね。
これにラバーやらなんやら付けていくとなかなかの値段になりそうです。
Butterfly 水谷隼モデル・SUPER ZLC:32,300円
シェークハンド、スーパーZLカーボンを含む5枚合板のラケット。
卓球ラケットには15%以内なら木以外の素材の使用が認められており、カーボンなど特殊素材を使用したラケットもあります。
このモデルはZLC(ザイロンカーボン)と言われる素材と5枚合板を合わせることで、非常に高い反発性能と広い高反発エリアを持ったラケットに仕上がっています。
日本を代表する水谷選手が使用しているラケットと同じ物なだけあって高級感があふれるデザインです。ラケットの面にオシャレに色々刻印されてるけど、ラバー貼ったら見えないからね?
JUIC Dr.Neubauerシリーズ・コンビネーションエフェクト:52,920円
シェークハンド、6枚合板のラケット。
異質攻撃型選手向けの製品で人気のDr.Neubauerシリーズ。
6枚合板という多くの素材を掛け合わせたラケットの特性を活かし、両面で異なる質感のラケットになっています。
片面は反発を抑え、低速や低い弾道での返球に優れていて、もう片面は反発が強く、より攻撃的な打球が可能です。これにより様々な戦術を組み立てることができ、相手の戦法の裏を突くような試合ができます。
高い。
あと説明を読むかぎり、かなり上級者向けのラケットっぽいですね。
このラケットを使いこなす選手と試合したら、どんな球打っても返されそうでヤダな・・・。
Nittaku リズー:500,000円
シェークハンド。
世界最高の弦楽器用材とされる、スイス・リズーの森で産出されるスプルースという木材を使った限定生産のラケットです。
もうここまでいくと試合で使うとか打感がどうとかではなく、飾って置いとくラケットですね。
実際、使用している人もほとんどおらず、リズーより水谷モデルの方が良いという意見が圧倒的に多いです。
まぁ限定商品ですからね。
持っていると自慢できるみたいな。
いかがでしたか?
僕はやったことある程度なのでとても使いこなせるわけはないですが、一度でいいからトップ選手モデルのラケットを使ってみたいものです。
ラケットの素材や形までこだわって見なくてもいいですが、卓球について少し勉強してからオリンピックを見ると選手のすごさがよく分かります。
卓球に興味を持った方はぜひ一緒にオリンピックを応援しましょう!!