先日、「ラーメン専用箸」を衝動買いしました。
箸の先端にクロス状の切れ込みが入っている為、ツルツルした麺が滑らずにしっかり挟めるとの事。
帰ってさっそく使ってみると、説明通り麺が滑らない!
これで休日のカップ麺生活も捗ります。
お店にはいろんな「箸」がありましたが、中には1膳2,000円を超える物も・・・。
一体どんな使い心地なんでしょうか?
ということで今回は
『最高級箸』について調べてみました!
箸の歴史
箸は日本・中国・台湾・タイ・シンガポールなど、東アジアの国々で古くから使われている食器の一つです。
中でも日本は、昔こそ神様へのお供え物を取り扱う際の道具として箸を使用していましたが、現代では箸だけを使って食事をする作法が確立されているのは日本だけと言われているぐらい箸との繋がりが深い国なのです。
最初は細い木の枝や、竹を細く削った物だった箸も、今では持ち手の形だけでなく、先端の加工によってどんどん使い易くなっています。その中でも素材や形にこだわった
『最高級箸』を紹介していきます!
江戸八角箸 本黒檀 24.0cm:10,800円
「漆芸・中島」の江戸八角箸は、手元から先端まで八角形で統一された箸です。
バランスの取れた太さと、挟む力がしっかりと伝わる形状により、角切りしたこんにゃくの角を掴めるほどです。
素材により値段が変わり、一番安く買えるのは桜の木で2,700円。
1本1本手作りされていて、化学塗料を一切使用していない為、小さな子供でも安心して使えるのが特徴です。
また、箸の削り直し等のメンテナンスを無料で行っているそうなので、長く使いたいという方に特にオススメです。
漆芸中島公式HP
極上 十六角箸 縞黒檀 23.5cm:15,120円
「MARUNAO」の十六角箸。
手にあたる部分を十六角形にして限りなく丸に近付ける事で、至高の持ち味を実現。
角があることで箸が転がることも無いので食事中のストレスを軽減。
指の感触にこだわり、使っている人が食事に集中できるよう想いが込められています。
尚且つ、先端部分の八角形へと自然な流れで形状を繋いでいく技術の高さからも、高級品の雰囲気が漂います。
箸自体のクオリティと使い心地の良さで考えればかなりお得な1膳ではないでしょうか?
MARUNAO公式HP
スネークウッド 八角箸 25cm:27,000円
同じく「MARUNAO」の八角箸。
こちらはスネークウッドと呼ばれる希少素材で作られた限定モデルです。
蛇の鱗のような独特な模様が特徴で、非常に強度が高く、高級ステッキなどにも使われる素材として重宝されています。
耐久性に優れた素材の為、長く使うことができます。
特別なプレゼントとして贈られるのもいいかもしれません。
MARUNAO公式HP
オーダーメイド ブラジリアンローズウッド 八角箸:50,000円
「おはし工房」による、ブラジル産ローズウッドを素材とした八角箸。
オーダーメイドとは言えこの値段・・・。
簡単には買えませんね。
最高級ギター用材や高級家具材として使われることの多いブラジリアンローズウッド。
かなり昔に輸入禁止になった事から、希少価値が跳ね上がり、このような値段に。
オーダーメイドの為、形状は好きにできますが、特徴は優しい持ち味。
ギターの素材に使われるだけあって、堅牢な硬さの中にもどこか柔らかい感触があり、心地よい持ち味が感じられます。
なんだか使うのがもったいないくらいの値段ですが、そこは箸ですから使ってナンボです。
一度でいいのでこんな箸で食事してみたいものですね。
おはし工房公式HP
いかがでしたか?
箸と一口に言っても割り箸から今回紹介した最高級箸までたくさんあります。
使う用途によって逐一使い分けるとなると大変ですが、普段使っている箸とは別に、少し特別な箸を持っておくのも良いのではないでしょうか?