編集部 DIY担当:MASASHIです♪
DIYをしていたら
『オイルステイン』という名前を一度は聞いた事があるでしょう。
木材の味や深みを活かし木製製品をより風合い・手作り感を出してくれます。
今回は、オイルステインの基礎知識から使い方、仕上げのコツ教えます♪
オイルステインとは?
オイルステインとは油性顔料の着色剤で木目を引き立てるのに最適な塗料です。
塗料としての危険性は低く、使い方も簡単で初心者にも使いやすく、その上に価格も安価な塗料です。最近だと100均に置いてある事も珍しくありません。
ステインとは
『汚れやシミ』といった意味。オイルステインは木材や繊維に浸透、”しみこんで”着色するもののため、ステインと呼ばれています。
オイルステインは速乾性の為、
気温20℃ほどで湿度の低い環境で約1時間くらいで乾きます。
オイルステインの成分は主に4つ。
「塗膜を形成する樹脂」「防カビ剤等の添加剤」「液体にするための溶剤(主に水)」「着色の染料」です。
天然の植物油やアクリル等の無害な樹脂が用いられていますので安全です。
オイルステインの種類は、
油性オイルステイン、水性ステインがあります。
一般的には、油性オイルステインの方が濃淡を調整しやすく木材の保護効果もあるのでオススメです。
しかし、油性オイルステインの欠点として使用後は刷毛を「ペイントうすめ液」で洗わないといけません。水洗いだけでは固まってしまいます。
(今回コチラでは油性オイルステインをメインにしています)
オイルステインにはニスが配合されたものが販売されています。
初心者の方には、ニス無しタイプのものをオススメします。
その理由は、綺麗にオイルステインを仕上げるためには2度塗りが不可欠なのですが、ニス入りのものは2度塗りが出来ないからです。
ニス無しは、塗料を使って2度塗りしてサンドペーパーで表面を磨き、それからニスを塗ると綺麗に仕上ります。
オイルステインを塗る道具
オイルステインの道具『刷毛』
ローラーを使うと泡立ちしたり塗りムラなるので、刷毛を使用すること。
オイルステインの道具『バケツ』
オイルステイン塗料を入れるものは空き缶やバケツなどで十分です。
オイルステインの道具『サンドペーパー(紙やすり』
綺麗に塗装する為に下準備や仕上げの際に使用する紙やすり。目が細かいものがオススメです。
オイルステインの道具『タオル(雑巾)』
色合いや濃淡を調整するのに使用します。オイルステインは洗濯しても落ちないので要らなくなったタオルを使いましょう。
オイルステインの道具『油性ニス』
オイルステインは着色剤なので、色が剥げたり、色移りする事があります。それを防ぐために油性ニスを準備しましょう。
オイルステインの使い方・塗り方の手順
1.塗装面を磨く
2.1度目の塗装
3.乾燥させてチェック
4.2度目の塗装
5.乾燥させて最終チェック
6.仕上げに油性ニスを塗る
いかがでしたか?ちょっとした木材製品なら1度塗りだけで十分ですので、チャレンジしてください。オイルステインを使うだけで雰囲気が変わりますよ。