編集部 DIY担当:MASASHIです♪
『ハケ(刷毛)の塗り方』今回はハケ(刷毛)の塗り方のコツをご紹介します。
DIYをしていたら、ハケを使用する工程は必ずあります。しかもハケを使うというのは、最も奥深い作業でもあります。
ペンキを塗ったり、オイルステインを伸ばしたり…では、基本的にどうしたらいいのでしょうか?
ネットにもよく書かれていますが、塗装現場のプロの方とは大きく違う点が見受けられます。
そこで、プロの意見も入れたハケの使い方をお教えします。(プロ意見は青文字)
まず最初に
新品のハケは毛が抜けやすく、ペイント中に抜けて塗装面に固まってしまうことがあります。
両手でハケの柄を挟んで、勢いよくクルクルと回したり振ったりしてハケの飛び出ている毛を取り除きましょう。
ペンキについて
皆さんがよく使うのは、水性ペンキがほとんどだと思います。
水性ペンキは、水の中に顔料や樹脂の成分が浮遊しています。長期間静置すると沈殿することがあるので、フタがしっかりと閉まっていることを確認して、
逆さまにしてに30秒ほどよく振ります。ムラなく仕上げる為のポイントです。
その他の塗料も同様にした方が良いでしょう。(注意:空気が入って気泡が出来てしまう事もあるので注意下さい)
最近のペンキは、そのまま塗装できる物が多いですが、濃度が濃いと思ったら規定に従いしっかりと伸ばして下さい。
ハケの持ち方・使い方
ハケの持ち方ですが、
鉛筆のように持ちます。塗装面にあてる角度は垂直に近い方がよいでしょう。ハケを寝かせてペイントすると綺麗にペンキが伸びません。塗装面も少なくなり時間がかかります。そして、テンポよく塗る事。
ハケの毛の部分の1/2〜2/3くらいにたっぷりペンキをつけます。そして、
缶の中や移した容器の内側でポンポンと叩く様にして、余分なペンキを落とします。
この際、よく淵でこする人が多いのですがムラになりやすいのでやめましょう。(缶の淵など汚れてしまうのも予防できます)ハケ先が気になるようでしたら、塗装面で塗る時に塗装と同時に整えるようにします。ハケを持ち上げても滴らない程度にペンキを落とします。
最後に
ペンキを塗るときの基本は塗装面へ「配る」→「広げる」→「整える」です。
必ず塗る方向を決めてハケを動かし塗料を伸ばしてハケ目を整えましょう!すると、塗装面が段違いに綺麗になります。
最初から上手くできる人はいません。沢山経験してDIY塗装のプロをめざしましょう♪