「アポカリプティック・サウンド」
この言葉を耳にしたことはあるだろうか?
「アポカリプティック・サウンド」
それは、突然鳴り響く怪音の事である。
アポカリプティックサウンドの語源である
「アポカリプス」というのは「黙示(apocalypsis)」という意味。
黙示とは
初期のユダヤ教およびキリスト教において、神が選ばれた預言者に与えたとする「秘密の暴露」を記録したもの。つまり神が予言者に密かに伝えた「真実」という意味だ。
近年になって聴かれるようになった「アポカリプティックサウンド」
この音が聞こえる頻度が高くなるということは我々人類の終わりを意味しているのかもしれない。
この「アポカリプティックサウンド」は金属音のような音で、世界中約100箇所以上の場所で観測されています。ロシア・中国・アメリカ・フランス・ウクライナ・アルゼンチン・エジプトと、ほぼ全ての大陸でこの音は聴かれている。中には、太平洋の真ん中でも聞こえたという話もあります。
実は、日本でもこの音が聴かれたこともあるんです。
場所は、愛知・岐阜・弘前・千葉・京都。これらの場所で実際に聞かれており通報などされている。
そこで今現在、有力視されている説を紹介したいと思います。
地下洞窟の音
音が広範囲に渡り長く響いていることから「地下の洞窟から発生しているのでは?」という説があります。
地下の大きな空洞に地下水が流れ込み、溜まっていた空気が狭い出口から抜ける際に地表が揺れ、その揺れが洞窟全体に響いているのではないかと言われています。
プレートの音
地球上には、プレートと呼ばれる大きな岩盤が14〜15枚程あります。
その
プレート同士が、ぶつかって擦れた音ではないか?という説があります。
しかし、プレートが擦れ合っているのならば地震が発生するはずです。
しかも、数百キロも地下で発生した音が果たして地表に届くのかが疑問ですね。
電磁ノイズ
カナダ、サスカチュワン大学の物理学教授によると「音の発信源は地下ではなく上空から」と話しています。
これは、
地球の大気と宇宙の境の「放射線帯から発生する電磁ノイズ」と言うです。
ちょうどオーロラとかが発生する場所。確かに、オーロラは太陽から来るプラズマですから、磁気嵐がノイズを発生させているというのも分かります。が、やはりあそこまで響き渡る理由の説明にはなりません。
さらに、人間の可聴域にまで届くほど強力なノイズでは、ほかの電子機器に異常を来たしていてもおかしくありません。
NASAの見解
実は、この問題についてNASAも確かめています。
怪音は、
大気中の放電現象に伴い発生する電磁波(空電)が原因である可能性が高いと言われています。
多くの専門家が「地下から音がする」と言っているのに対して、1番信用出来そうなNASAの見解は「空から」でした。
原因不明
この怪音の正体については、今も究明中です。
ただ、この音を解析してみると、
実際に聞こえているのはほんの一部で「音のほとんどは人間の可聴域以下の低周波」である事が分かっています。
しかし、近年頻発しているのに未だ原因不明。少し怖い気がします…
人類の終焉や、地球の終わりなどでなければ良いのですが…