木村拓哉と山口智子「ロンバケ」以来22年ぶり共演
22年ぶりにドラマで共演する木村拓哉と山口智子
木村拓哉が、96年に大ヒットしたフジテレビ系連続ドラマ『ロングバケーション』以来、22年ぶりに山口智子とドラマ共演する。
テレビ朝日系木村拓哉主演ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(木曜午後9時)に、木村演じる民間警備会社ボディーガードの元妻を山口が演じる。
1月の制作発表では誰が演じるのか明かされず、木村も「プロデューサーから『誰がいい?』って聞かれたんだけど」と言っただけで、視聴者やファンの間で、さまざまな候補女優の名が取りざたされるなど話題になっていた。山口は今月22日の第6話と同29日の第7話に登場。元夫に自分の警護を依頼する。
2人は今月12日、テレビ朝日で行った山口の衣装合わせで再会した。大きく手を広げた山口を木村が力強くハグして抱き上げた。山口は「『ロンバケ』のラストと同じような状況で一瞬で時計が巻き戻ったような感覚。22年じゃなくて22秒くらいしかたってないんじゃないかな」と笑った。
同14日に共演場面の収録がスタート。木村は「『そうそう、これこれ!』って思う瞬間がたくさん。昔もこうだったなと何度も思い出していました」。また「お互いいろんなことを経験して、いろんなことを感じて、こうして今一緒に仕事ができている」と話した。山口は「私の大切な心の恋人のような存在でもあり、すばらしい役者さんとして大きくなられていく姿を尊敬と憧れをもって見上げてきました。今回の再会は本当に感慨深いです。幸せです」と喜んでいる。
22年ぶりでも、この新密度…『BG〜身辺警護人〜』の視聴率も好調で、まだまだ男前:木村拓哉は健在で目が離せない。
『ロングバケーション』とは?
『ロングバケーション』(Long Vacation)は、1996年4月15日から6月24日まで毎週月曜日。いわゆる「月9」で放送された日本のテレビドラマ。主演は木村拓哉と山口智子。略称は「ロンバケ」。第34回ギャラクシー選奨受賞(1996年度)。
「月曜日はOLが街から消える」と週刊誌などで言われ、このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こした。当時、主演の木村はSMAPの人気上昇とともに人気がうなぎ上りだった頃であり、山口も既に「ダブル・キッチン」「29歳のクリスマス」などのヒット作に出演し人気女優の仲間入りを果たしていたこともあり、人気者同士の共演は話題を呼び、初回視聴率でいきなり30.6%という高視聴率を記録。最終回で36.7%と最高視聴率を記録した伝説的ドラマ。
ほか、竹野内豊や松たか子、稲森いずみ、広末涼子といったのちに連続ドラマ主演級となった俳優・女優が多数共演し豪華な顔ぶれとなっている。
本編の最終回ラストシーンはボストンからリアルタイムで生中継されたが、実際はロンドンのHolland Park Avenueで撮影されたものである。これはドラマ史上希なことである。
脚本は全話北川悦吏子が担当、『あすなろ白書』『愛していると言ってくれ』に続く本作のヒットで人気脚本家の地位を確立した。
ストーリー
落ち目のモデル、葉山南(山口智子)は結婚式当日に婚約者が失踪してしまい、そのルームメイトだった冴えないピアニスト、瀬名秀俊(木村拓哉)とやむを得ず同居することになる。婚約破棄で落ち込む南に瀬名は人生がうまくいかない時は「神様がくれた休暇」だと考えようと提案し励ますが、一方で瀬名も自分の才能に自信を持てず、後輩の涼子(松たか子)との恋もなかなか進展しない。瀬名と南はトラブルだらけの同居生活の中で、次第にお互いがかけがえのない存在になっていく…
見てない方は、男前な内容となっているので是非!