職人:78歳で入社、現在90歳正社員
シャッター製造支える!
なんとも男前なニュースが飛び込んできた!!
【写真作業に励む平久守さん(東京都足立区の横引シャッター)】
東京都足立区のオーダーメードシャッターの製造会社「横引シャッター」の平久守さんは、90歳になった今も、正社員として働いている。78歳の時に知人の紹介で入社。現在はシャッターを支える金具の一つを作っている。平久さんは「死ぬまで仕事を続けたい」と意気込んでいる。
東京の下町で生まれ育った。幼いころ、近所にナイフを製造する町工場があったことから「ものづくり」に興味を持った。
20歳のころ、ハサミや包丁の溶接を主とする工場を自ら設立。長年、家族で経営してきたが、海外の安い製品の台頭で需要が減り、65歳で会社を畳んだ。
その後は、赤羽や錦糸町など都内各地をバスで回って散策するなど、リタイア後の生活を気ままに楽しんでいたが、12年前、知人から「年齢に関係なく新規雇用をしている」と現在の会社を紹介され、再び働き始めた。金具を作る作業は手作業のため、平久さんの長年の経験と勘が生きている。
勤務時間は午前10時から午後5時まで。片道30分かけて自転車で通う。会社側は少しでも長く働いてほしいとの思いから「雨が降ったら休んでいい」という特例を設けている。ステーキが好きだという平久さんは「仕事とうまいものを食べることが生きがい」と語った。
働く平久さんもそうだが、雇い続ける製造会社「横引シャッター」も男前な会社といえるのでは!?
製造会社「横引シャッター」
http://www.yokobiki-shutter.co.jp/