ニューヨークにはたくさんの隠れ家バーがありますが、見つけにくいのはもちろん、あれこれチェックを受けないと入れないという面倒なお店も多いです。
そんな中、面倒なチェックも無くゲートを潜るだけで入れる隠れ家バー
『The Back Room(ザ バックルーム)』を紹介します!
この先にバーがあるとは思えない入口。
このゲートを潜り、地下を真っ直ぐ進むとBack Roomの入口が見えてきます。
ドアの前にセキュリティの人が立っているのですぐに分かります。
細かいチェック等は無いものの、お店や他のお客に迷惑をかけそうな状態だと追い返されます。
まぁその辺りは常識の範囲内できっちりした風貌で行きましょう。
中に入ると、シックなアンティーク調の家具に、程よい暗さの照明といった隠れ家らしい空間が広がります。
このバーは、1920年代の禁酒法時代にも実際に、もぐりのバーとして営業していただけあって本格的な隠れ家バーの雰囲気が楽しめます。
店の奥には本棚のような隠し扉もあり、ミュージシャンがライブを行うこともあるそうです。
禁酒時代は隠れてお酒を飲むのはもちろん、人に見られたときもお酒に見えないような工夫が凝らされていました。
Back Roomでもその時代の名残を大切に受け継いでいます。
それがこちら。
なんとお酒がティーカップに注がれて出てくるのです。
これならたとえ顔が真っ赤になっていても、「俺が飲んでるのは紅茶だぜ。」と振舞えますね。
隠れた場所で隠れてお酒を飲むという雰囲気が楽しめるすごく素敵なバー。
週末はすこし混みますが、平日ならゆっくりくつろげます。
ぜひニューヨークに訪れた際は、禁酒法時代のお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
The Back Room公式HP
住所:102 Norfolk St, New York, NY 10002
電話番号:(212) 228-5098
アクセス:地下鉄JZM線 Essex St駅すぐ
営業時間:日曜〜木曜 19:30〜3:00、金曜・土曜 19:30〜4:00