どうも、編集部ハマサキです。
先日会社の上司から
「美味しんぼ」が面白いと勧められ、そういえばあまりしっかり見たことは無かったなと思い、いい機会だということでアニメとマンガを見返しておりました。
そしてやはりグルメマンガの宿命か、おいしそうなものを見ていると食べたくなるものです。
ただ海原雄山が
「これが至高のサラダだ」とか言って持ってきた
トマトの鉢植えとかは
「何言ってんだこいつ」としか思えないので、「作れそう」と「食べたい」のバランスを考えて、今回は
「小籠包」を作ろうと思います。
どうでもいいんですけど小籠包の回は山岡さんが「美味しんぼ」でお馴染みの
「今度は俺が本物の○○をご馳走します」っていう名言が飛び出してくる回なので皆さんも読みましょう。漫画だと12巻です。
小籠包:材料
(a)
豚ミンチ:200g
餃子の皮(大判サイズのほうがいいです):40枚
白菜:1枚
生姜:1片
砂糖:小さじ2
塩:小さじ1/2
醤油:小さじ1
胡椒:少々
ごま油:少々
(b)
鶏がらスープ:150ml
ゼラチン:3g
まずは材料の紹介です。
豚ミンチが中くらいのパックしかなかったんで結構多めの分量になっています。
あと
餃子の皮は大きめのを買いましょう。
最初にぶっちゃけておくと小さいのを買うと
失敗率がハネ上がります。
そして今回は普通の餃子の皮なので失敗率がハネ上がった状態でお届けしていきます。
先にスープを作って固める
まずは鶏ガラスープを作ります。
本格的に鶏ガラを茹でてもいいですし、さくっと素を使ってしまっても構いません。
ただ個人的にはゼラチンでスープが固まるのに1時間くらい冷蔵庫で冷やす必要があるため、鶏ガラからダシを出そうとするとかなり時間がかかってしまいますからあまりオススメはしません。
今回はがらスープの素を使っています。
スープを冷やしている間に(a)の材料を全部混ぜてタネを作ります。
白菜、生姜はみじん切りに。
白菜だと野菜の甘みが出て好きなんですが、好みで刻みネギなどにしても大丈夫です。
生姜もチューブのものでOK、生姜は入れたほうが味が引き締まるので入れたほうが美味しいです。
時間が余ったので「水晶鶏」作成開始
さて、タネを混ぜ終えましたが冷蔵庫を見るとまだゼラチンが固まっていません。
待っててもいいんですが、一品だけだと寂しいかなとも思ったので平行して
「水晶鶏」を作っていこうと思います。
「水晶鶏」は火入れするとパサパサになりがちのむね肉をしっとりプルプルに茹であげる簡単レシピ。
いろんなタレとも合わせやすく、調理もメチャクチャ簡単なのでちょっとしたおつまみにも最適です。
水晶鶏の作り方
材料
鶏むね肉:1枚
塩コショウ:少々
酒:小さじ1
片栗粉:大さじ4
むね肉を一口サイズにカットし、材料を全て混ぜ合わせます。
そして10分程度なじませたら茹でていきます。
この時ドバドバいれると肉同士がひっついちゃうんで
ゆっくり入れていきましょう。
肉が浮かんできたら火が通ってきた証拠、ザルにあげたら氷水に入れて冷やし、水気を軽くとったら完成です。
小籠包作り再開
さて、そんなこんなしている間にスープが固まりました。
タネとスープをサクサク混ぜていきます。
この時手で混ぜていると
固まったゼラチンが溶けてくる場合があるので、出来るだけ手早くやっていきましょう、スプーンなどで混ぜていっても構いません。
そしたらこれを、こうして、こう。
きゅっとひねり包んでよく知る小籠包のカタチになってくれました。
冒頭に書きましたが、通常サイズの餃子の皮だと包める量がかなり少なくなるので大判の皮を買いましょう…ムリに詰めても蒸した時皮が破れます…やめましょう…つらい…。
蒸していきます。
湯気が上がっている状態で並べていき、中火約5分ほど。
長すぎると皮が破れやすくなってしまいますが、豚肉を使っているので
加熱はしっかり目に。
今回は蒸し器を使ってますが、無ければ鍋の中に耐熱性のガラス皿とかを逆さにおいてその上に皿を重ね置いて小籠包を並べるとかでも大丈夫です。
完成しました。
みてこのスープ。
これなら山岡さんも納得してくれるはずです。
並べました。
水晶鶏には焼肉の塩ダレに白ネギを刻んだのを混ぜたソースをかけてます。
おいしい。
辛いのが好きな方は豆板醤とかでよだれ鶏風にするのもいいかと思います。
お酒がよく進みます。おいしい。
【よだれ鶏風ソースの作り方】豆板醤小さじ1、ラー油大さじ2、ごま油小さじ2、醤油大さじ1、酢小さじ2、炒りゴマ大さじ1、にんにく1片、花椒小さじ1を全部混ぜる。
小籠包はレンゲに乗せてから割ると、鶏がらスープと香りがじゅわりと出てきて視覚と嗅覚を殴りつけてきます。
白菜もスープを良く含み、生姜のシャキシャキした食感と辛味がよりスープの甘さを引き立ててくれています。
小籠包は時間が立つと皮がスープを吸って破けやすくなってしまうので注意!
蒸しあがったらアツアツをすぐに食べるのが最高です。
長々と書いてしまいましたが、実際に作ってみると結構簡単なので皆さんも是非挑戦してみてくださいね!