和歌山県にある世界遺産「熊野古道」の中辺路(なかへち)ルートの名所として有名な「高原」。
その標高300メートルを超える山に建つのが今回紹介する隠れ家宿
『霧の郷たかはら』です。
宿の特徴
若い頃に単身スペインに留学していたオーナーがスペインの風土、伝統、もてなしの作法などを学び、その知識を日本の環境と上手く組み合わせて、日本にいながらもスペインを感じる異国情緒溢れる宿となっています。
2015年、第40回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」選考審査委員特別賞「日本の小宿」に入選したり、旅行サイトでも表彰されたりと国外からの評価も高い宿。
何より一番の特徴は、地理的な特徴から霧が発生しやすい為、部屋からも果無山脈を多い尽くすような雲海を見渡せる事。
山の木々が季節によって表情を変えるので、1年を通して様々な風景を見ることができます。
お部屋とお風呂
客室は全部で8室と少なめですが、どの部屋からでも雲海を見られるように全ての部屋の窓が同じ方向を向いているのが特徴的。
紀州材のヒノキやスギを使った暖かみのある造りで、熊野古道で歩き疲れた体を癒してくれます。
併設のカフェスペースもウッドデッキ調の造り。
高い天井と広々とした空間でゆったりとした時間を過ごせます。
お風呂はもちろん檜風呂で、お湯は近くの「渡瀬(わたらせ)温泉」を引っ張った天然温泉。
露天風呂もあるので気分で使い分けてみてはいかがでしょうか。
料理
高地特有の昼夜の温度差により美味しく育った高原野菜をふんだんに使った和風創作料理が人気。
地元熊野の山の幸はもちろん、川や近海の魚も食卓に並びます。
特にランチメニューは、その日採れた食材を使う為、当日にならないとメニューが決まらないほど新鮮です。
体に優しい玄米粥や山菜を中心とした健康メニューも評判が良く訪れた際は是非堪能してみて下さい。
いかがでしたか?
雨の日の翌日や早朝に雲海が見られる確立が高いと言われています。
丁度梅雨の時期のいま、標高300メートルの絶景を味わってみてはいかがでしょうか
霧の郷たかはら公式HP
住所:和歌山県田辺市中辺路町高原826番地
電話番号:0739-64-1900
宿泊料金:9,600円前後(一泊二食付)