タグ・ホイヤーと言えばスイスの高級時計ブランドとして世界にその名を轟かせている。1860年の設立以来、ストップウオッチや、クロノグラフといったスポーツウオッチの開発に力を注いでおり、クロノグラフの歴史に貢献。代表的なモデルとして、ダイバー・ウォッチの「アクアレーサー」や、同ブランド1番の人気を誇る「カレラ」など、日本ではロレックスほどの知名度は無いかもしれないが、タグ・ホイヤーも負けず劣らずの最高級の腕時計を提供している。

そのタグ・ホイヤーが、サッカー・JリーグのJ1(1部)に所属しているセレッソ大阪と、2014年シーズンからスポンサー契約を結ぶ事を発表した。

契約内容は「オフィシャルタイムキーパー」。2014年シーズンからセレッソ大阪のホーム公式試合すべてに適用され、選手・スタッフは移動時やクラブ公式行事でタグ・ホイヤーの時計を着用することになる。

今年、クラブ設立20周年を迎えるセレッソ大阪。「世界で戦えるクリエイティブでタフなプレーヤー」の育成を目指すセレッソ大阪を応援したいという気持ちが、契約に至った経緯だという。

セレッソ大阪は、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドで活躍する香川真司や、ドイツのニュルンベルクで活躍する清武弘嗣など質の高い若手を多く輩出し、「育成のセレッソ」として世界から注目を浴びている。現在も、ジニアス(天才)と呼ばれる柿谷曜一朗や、ロンドンオリンピックでの活躍も記憶に新しい山口蛍など、数多くの日本代表を狙える若手選手が在籍。更に、現役ウルグアイ代表のスーパースター ディエゴ・フォルランが新たに加入し、悲願の初タイトルに向けて万全の準備が整ったと言ってもいいだろう。

今回のスポンサー締結のニュースを受け、ネット上では驚きの反応に溢れていた。中でも「ヤンマーのトラクターに乗って、日本ハムのウインナーを食べながら、腕にはタグホイヤーの時計が光っているのが、真のセレッソサポーターの姿だ」というセレッソのスポンサーを総動員した反応もあった。

タグ・ホイヤーは今回の契約を記念して、アクアレーサー「セレッソ大阪モデル」の限定販売を予定しているという。2014年2月20日にセレッソ大阪と共同で記者会見を行い、契約内容の詳細と「大阪モデル」の発表する。

「大阪モデル」を着用して前述の“真のセレッソサポーター”を是非体現してほしい。


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