一度開封すると酸化が始まってしまい、モノによるが確実に酸っぱくなったり、味が落ちてしまうのがワインの特徴。
今回発売される『ワインセーバー』は、飲み残したワインのボトル内の空気を電動で抜き、真空状態にして酸化を防ぐ商品だ。
このワインセーバーを使うと、開封から7日間(デンソー調べ)はワインの酸化がほとんど進まない状態に保つことができ、ボトル内の真空度は業界トップクラスだという。
操作はとても簡単。まず付属の栓をボトルに差しこみ、本体を栓の上からかぶせると自動的に内蔵のポンプが作動し、真空化を開始する。空気を抜いている間は、上ぶたのLEDライトの点滅の速さで真空化の進度を知らせてくれる親切設計で、真空化が完了すると3秒点灯後、自動的に停止。停止後は本体を外し、栓を付けたままボトルを保存するだけだ。
真空状態にする機能は、カーエアコンや車載用小型ポンプの技術を活用し、また、LEDライトの発光部には車両用メータの加飾技術を応用。自動車部品メーカーのデンソーだからこそできた製品と言えるだろう。
また、小型で軽量、さらに静音かつ手になじみやすいスマートなデザインで、ちょっとした現代アートのオブジェのようだ。自身で使うのは勿論、贈答品としても重宝しそうな一品となっている。
カラーはシルバー、ワインレッド、ブラックが用意された。
発売は2014年9月3日で、価格はオープン。デンソーセールス本社、各支社・支店・営業所で購入可能だ。
株式会社デンソー:
http://www.denso.co.jp/ja/