新たに発売される『ライカMモノクローム(Typ246)』は、最新のライカMシステムにも搭載されている高性能な画像処理エンジン“LEICA MAESTRO(ライカ・マエストロ)”を搭載し、バッファメモリーの容量が2GBに増加されたことでより高速な処理が可能。
“ライカ・マエストロ”により、センサーからの映像信号を高速処理して連続して素早く撮影できるほか、レビューモードでは撮影画像もほぼ瞬時にカメラのモニターに表示され、高品質なJPEGファイルをわずか2秒で生成し、DNG形式ファイルのRAW画像を保存することもできるという。
また、1080pのフルハイビジョン動画撮影機能を搭載し、高品質なモノクロ動画を撮影することもできる。
動画撮影は動画撮影ボタンで簡単かつスピーディにオンオフを切り替えることが可能で、動画は各フレームをJPEG形式で圧縮・伸長して連続表示するMotion JPEG形式で記録されるので動画の編集もスムーズに。オプションのマイクロフォンを装着すれば最適な集音が可能だ。
JPEGでは、アナログのモノクロ写真撮影で一般的に用いられてきた、セピアや寒色、暖色など、モノクロ撮影の特徴的な色調を設定して撮れる。付属ソフトとして、デジタル画像処理のワークフローをサポートするプロ仕様のフォトショップのLightroomを提供しており、ライカのホームページでユーザー登録後に、ダウンロードができる。
写真は完全にデジタルへと移行した。“銀塩モノークローム”の質感を再現できる『ライカMモノクローム(Typ246)』を使って、レトロな写真表現をしてもらいたい。