古来より縁起モノとして知られる“昇龍図”。
今回発売された『昇龍』は、江戸時代初期の画家 俵屋宗達(たわらやそうたつ)の「雲龍図屏風」をモチーフにした万年筆だ。
“金沢箔もみちらし技法”を軸へ一本一本丹念に施し、近代蒔絵の卓越した技巧で琳派(りんぱ)の雰囲気を表現している。
万年筆のベース“金沢箔もみちらし技法”とは、薄く延ばした金箔をあえて砕き、小さい片にした状態にして貼り合わせる伝統技法だ。これにより背景に奥行き感が生まれ、深みのある上品な輝きが龍の躍動感をより一層際立たせて豪華で特別な印象を与えてくれる。
また、インクの乾燥を防ぐ完全気密のスリップシール機構を搭載しているため、いつでもサラッと書き出すことが可能。年に1、2回しか使用しないユーザーでも、フレッシュなインクの状態で筆記をすることができる。
歴史の中で育まれた伝統技法を万年筆に描きこむことで、今までにない優美な万年筆がここに誕生した。
<商品概要>
商品名:金沢箔万年筆 昇龍
品番:PNB-30000H ♯57 昇龍
価格:30,000円(税抜)
製品仕様:ボディ、キャップ、天冠(AS樹脂に金箔仕上げ)/クリップ(ベリリウム銅にシャインゴールドフィニッシュ)/カバーリング、天輪(黄銅にシャインゴールドフィニッシュ)
ペン先:大型14金ペン(細字、中字、太字)
サイズ:全長139.5mm×最大径Φ15.4mm 標準重量18.8g
付属品:
カートリッジインク1本付、コンバーター、桐箱付