12月4日、フランクフルトで行われたモーターショーにてポルシェがメーカー初となるEVカー『Mission E』を発表しました。
『Mission E』のコンセプトはスポーツセダンタイプ。4シーターで長距離走行をテーマに掲げ、一回の充電で500kmの走行が可能との事。
その距離を走るために必要な充電時間を短縮するため、「ポルシェターボチャージング」と名づけられた新技術を開発。
従来の電気自動車の充電は400Vが主流ですが、『Mission E』は800Vでの充電を行うことにより約15分で80パーセントまで充電が完了するそうです。
ダッシュボードは有機ELディスプレイが採用されスマートなデザイン。
リアカメラにはエモーショントラッキング機能がついており、走行時のスピードやルートの情報を記録し、他人と共有することが出来ます。
モーターには永久磁石モーターを2個搭載。600馬力で最高時速は250km/h、100km/hに到達するまでの時間は約3.5秒と、他のスポーツカーに比べても見劣りすることはありません。
ポルシェ取締役のオリバー・ブルーメ会長は、「我々は電動モビリティに、断固として挑戦する。EVであっても、ポルシェはセグメントにおいて、最もスポーティかつ技術的に洗練された車を顧客に提供していく」と述べ、量産しての市販流通は2020年までに行うと発表。
今までの電気自動車は走行距離と充電時間がネックでしたが『Mission E』はそのどちらの弱点も克服。
洗練されたフォルムと『ポルシェ』の名に恥じぬハイスペック。
発売までにはまだ時間がありますが、今から購入を検討するのに十分な一台です。
ポルシェジャパン
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