ファッションデザイナー、フォトグラファー、映像監督、飲食プロデューサーなど多くの肩書きを持ち、グローバルに活動する
"クリエイティブ・ディレクターNIGO"。
自身のブランド「HUMAN MADE」をはじめ、UNIQLOの「UT」や「adidas Originals by NIGO」「サイバーエージェント」のクリエイティブ・ディレクターの顔を持つ。
「TERIYAKI BOYZ」や「CURRY UP」など、衣食住すべてのプロデュースを手掛け、その動向は常に世界中から注目を集めています。
NIGOさんは世界でも有数のコレクターとしても有名な存在。
アートやジュエリー、時計に家具など一つのジャンルにとらわれず、幅広いアイテムを収集しています。
その中でも、20年以上に渡り集められてきた
『スター・ウォーズ』にはレアアイテムも多数含まれており、2014年に行った個人コレクションのオークションでは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の登場人物のフィギュア7体セットが
3万2500ドル(約390万円)で落札され話題を呼びました。
またNIGOさんと『スター・ウォーズ』の関係は、コレクターとコレクションというだけに留まらず、2015年の春にはユニクロの
『スター・ウォーズ』がテーマの「UT GRAND PRIX 2015」に審査員として参加、5000通を越える応募作品の中からグランプリの他に自らの名前を冠した賞も選考し、
「趣味と実益を兼ねた最高の仕事内容だった」と語っています。
コレクションしているものに対して公式で仕事が出来るなんてコレクター冥利につきますね。
「"スター・ウォーズ"はたくさんの魅力的なキャラクターがいて、それが揃った形でアイテムをリリースされると、
全部欲しくなっちゃう。そいうものづくりの仕方や商品展開は、僕がスター・ウォーズから学んだことと言えると思います。」
昔はインターネット検索で探したりすることが出来なかった為、まずコレクターブックを買い、持っていないアイテムのページをキーリングとかに通して持ち歩き、トイフェア等に行った時に、お手製のブックレットを見ながら買い集めていたそうです。
いつも
コレクションから仕事のインスピレーションを得るというNIGOさん。
ただ集め、眺めるだけでなく自身の実益も兼ねたコレクションはまさにコレクターの鏡と言えるでしょう。