「電子タバコ」といっても種類は様々。ニコチンが含まれているかそうでないか、カートリッジ式だったりリキッド式だったり。
今回は最近急激に増加している「電子タバコ」の種類について紹介していきたいと思います。
ニコチン入
iqos(アイコス)
マルボロの製造元である「フィリップ・モリス」が作った電子タバコiqos(アイコス)。
数ある電子タバコの中では最も従来のタバコに近い作りになっています。
短いタバコのような「ヒートスティック」を差し込み、ボタンを押すと内部の金属板が発熱し、タバコ葉を加熱していきます。
燃やさない程度の加熱なので、灰が出ることもなくニオイも控えめ。
ヒートスティックには"レギュラー""バランスドレギュラー""メンソール""ミント"の4種類を用意。
一本のヒートスティックで14回吸い込むか、6分間が過ぎると終了になります。
ニオイが少ないとは言え煙には有害物質が含まれますので基本的には喫煙可能な場所でしか吸うことは出来ません。
価格は9980円で、ヒートスティックは20本入が一箱460円となっています。
ploomtech(プルームテック)
以前インライフでも紹介した電子タバコ
プルームテック。
かなりの話題となり現在では生産量見直しの為、一旦販売が中止されているほどです。
ちなみにプルームテックは二代目で、この前に「プルーム」という電子タバコが2013年に発売されていたりします。
吸い方は「たばこカプセル」と呼ばれるカートリッジを交換していくというもの。
カプセル一つにつき50回吸いこむことができ、通常のタバコに比べると約4倍程度長持ちします。
火を使わず、煙も水蒸気でできているので副流煙の心配もありません。
前述のicosと比べかなり安く、市場価格は半分以下の4000円。
キャンペーンなどではそこから更に半額で2000円程度で販売されることもあり、これらが人気の理由でしょう。
味は同社の「メビウス」を基準とした"ノーマル"、"クーラーグリーン"、"クーラーパープル"の三種類。後ろ2つはメンソールタイプです。
ニコチン無し
リキッド式
今ある電子タバコの殆どは、このニコチン無しのリキットタイプのもの。
総称としてVAPE(ベイプ)と呼ばれており、Eleaf(イーリーフ)Joyetech(ジョイテック)などのメーカーがあります。
リキッド補充式のメリットは「リキッドが豊富」「デザイン性に優れている」「維持費が安い」というところ。
マスカットやピーチなど果実系から、ベーコンなどゲテモノの香りがするリキッドまで豊富にあり、複数のリキッドを持つことで、その時の気分に合ったリキッドを楽しむことができ、デザインも豊富で葉巻のようなタイプや、パイプの形をした電子タバコもあります。
カートリッジ式
カートリッジ式のメリットは「手間がかからないこと」。
手作業で補充しなければならないリキッド補充式と比べ、カートリッジ式はさっと交換するだけで使用することが出来ます。
デザインや香りにはこだわりがあまりなく、とにかく煙草の代わりを探している人におすすめです。
何かを吸っていることで精神的なストレスは軽減するので、禁煙したい人が一時的に使用するのには向いていると思います。
この中でも更にベイプではペンシル型ボックス型であったり、アトマイザーにもコイル式とリビルダブルアトマイザーと呼ばれる手巻き式のものがあったりと色々と書きたいことはありますが、初心者の方が電子タバコを始めるための指標ということでここまでにしておきます。
禁煙者のかたはもちろん、喫煙者の方でも、ニオイや煙の少ない「電子タバコ」を始めてみてはいかかでしょうか?