暖かくなってきたと思ったら、あっという間に暑くなり、気づけばもう梅雨の時期。
毎日のように降る雨でじめじめと湿気の多い時期は、どうしても気分が落ち込んでしまいますよね。
そんな時期にストレスを抱えるのは精神だけではなく、実は
頭皮や
肌もかなりのストレスが与えられています。
そこで、今回は梅雨の時期に知っておきたい頭皮や肌のケア方法をご紹介します!
頭皮のケア方法
梅雨の時期の頭皮トラブル
頭皮は梅雨の時期になると、汗をかきやすくなり、また空気中のホコリを含んだ雨などに当たり皮脂や汚れで毛穴が塞がれてしまう可能性が高くなります。
すると、蒸れやベタつき、ふけやかゆみなどのトラブルが多くなり、結果抜け毛や薄毛につながることもあります。
また、髪が痛んでキューティクルが剥がれていると、髪に水分が入りやすくなり、クセがひどくなったり、ふにゃふにゃになったりしてしまいます。
パーマや毛染めなどを行っている人ほどこういったトラブルは多くなるでしょう。梅雨の時期にセットが決まらない!という方は髪のケアをしっかりとしましょう。
解決方法
ではそんなトラブルの解決方法ですが、実はちょっとした意識でかなりトラブルを軽減することができます。
まず、
雨に当たらない。
皆さん「ちょっとした雨だったら少しくらい濡れてもいいか」と思って歩いたりしていませんか?
大雨でも小雨でも、頭皮に雨が当たってしまえば同じです。
なので、必ず傘は持ち歩きましょう。
こちらの記事でオススメの傘も紹介しています。
次に、
その日の汚れはその日のうちに落とす。
実は、頭皮は顔のTゾーンのなんと3倍も皮脂腺があります。つまりそれだけ頭皮は脂っぽくなるということです。
梅雨の時期はじっとりと汗をかきやすく、毛穴に皮脂がたままりふさがれやすくなります。そんな状態を放っておくと、様々な頭皮トラブルの原因となってしまいます。
帽子などをかぶると蒸れやすくもなるので、長時間の使用は避け、汗をかいたらタオルでぬぐうなどし、風通しを良くしましょう。
特に雨に濡れた日や、整髪料を使った時は、しっかりと落としてください。湯船にしっかりと浸かることで頭皮も柔らかくなり、汚れが落ちやすくなるので、できるだけ湯船につかる習慣をつけましょう。
また、洗ったあと必ずはすぐに乾かしてください。濡れたまま放っておくと最近が繁殖しやすくなり頭皮の炎症やにおいの原因となります。
最後に
除湿をする。
頭皮だけでなく、除湿機や冷房などを使って部屋全体をなるべく除湿するようにこころがけましょう。
快適な環境を整えれば、ストレスも軽減でき、それは頭皮にも影響してきます。
肌のケア方法
梅雨の時期の肌トラブル
頭皮同様、肌も梅雨の時期は湿気や汗によりバランスが崩れがちです。
バランスが崩れた肌は、表面のバリア機能の低下やかゆみなどを発症させてしまいます。
実は、紫外線のピークは5月〜6月にかけて。梅雨の時期は曇り空が多いですが、意外と紫外線はかなり強いのです。
日焼けをしないのは、日焼けの原因となる「UVB波」が若干弱いからです。肌トラブルの原因となる「UBA波」は薄い雲であれば80%は通過しています。
紫外線を浴びると、肌が
光老化してしまいます。光老化とは肌が傷ついてしまうことで、シミ・シワ・たるみなどの原因となります。
解決方法
まずは、
紫外線を直接浴びないようにしましょう。
具体的には帽子をかぶるなどが効果的です。蒸れてしまってはいけないので、その際は風通しのいい麦わら帽子やメッシュ生地の帽子を選びましょう。
もちろん、室内に入った時は外すなど、かぶりっぱなしを避けるようにしてください。
もちろん日焼け止めやサングラスなどでUVケアを行うのも非常に効果的です。
もう一つは
活性酸素を減らす。
光老化を防ぐには、「活性酸素」というものを減らすことで、改善が可能です。
減らしてくれる栄養素として「ビタミンB2」「ビタミンC」「ビタミンE」「ポリフェノール」などがあります。
これらが含まれている食べ物を食べるように心がけましょう。
具体的にはレバーや魚卵、緑黄色野菜、チョコレートなどに多く含まれています。
最後に
肌の水分を保つ。
意外と梅雨の時期は乾燥肌に陥りやすく、一見しっとりしていても、実はそれは皮脂や汗で潤っているように感じているだけ。
除湿している室内などは特に注意が必要です。
美容液や保湿クリームなどで、しっかり肌に水分を補給しましょう。
梅雨の時期、頭皮のかゆみが気になる、肌の調子が悪いと感じている方はぜひ参考にしてください。
体の調子がよくなれば、じめじめした梅雨も爽快に乗り越えることができるでしょう。