今や世界を代表するSNSとなった「インスタグラム」。
そのインスタグラムの創業者であり、現CEOも務める
『ケビン・シストロム』さんから仕事術を学びます!
ケビン・シストロム
1983年にアメリカ・マサチューセッツ州に生まれた「ケビン・シストロム」。
なんと、2歳の頃からプログラミングに興味を持ち、独学で楽しみながらコンピューターと親しんでいたそうです。
高校卒業後はスタンフォード大学へ進学し、コンピュータサイエンスを専攻するも、途中から経営科学・経営工学専攻に変更、最終的に経営科学・経営工学の理学修士号を取得して同大学を卒業。
この頃から起業することへの興味があったようですね。
また、大学卒業後は、イタリア・フィレンツェに写真を学びに留学。
趣味であるアナログ写真の検分を深めたいという気持ちから、どんどん写真に夢中になりました。
彼の経営学と写真が合わさり、後の「インスタグラム」へと繋がっていきます。
それにしても2歳でプログラミングに興味を持つとは・・・。
また、自分が興味を持った事に関してはとことん突き詰める姿勢は成功者の基本でもあるのかもしれませんね。
インスタグラム起業
留学を終え、いくつかの企業に勤めた「ケビン・シストロム」さんは、大学の同窓である「マイク・クリーガー」とともに起業。
位置情報アプリ「Burbn(バーブン)」を開発しました。
しかし、「分かりにくく、差別化されておらず、そして遅かった」と自己評価するこのアプリでは満足いく評価を得られませんでした。
バーブンの問題点を追求する中で、バーブンが写真共有に使われている事に注目したシストロムさんはそこから
わずか8週間で「インスタグラム」を作り上げました。
位置情報アプリに写真機能があったバーブンから一転、写真機能の中に位置情報を加えたインスタグラム。
機能もシンプルかつ使いやすさにこだわったことで、リアルタイム性のある写真共有アプリとして大ヒット。
2010年10月6日のリリースからわずか1年で登録ユーザーは1,000万人に到達、2012年4月にはフェイスブック社により10億ドルで買収されるほどに成長しました。
買収後もインスタグラムは独立した運営を任されていることからも、ケビン・シストロム、マイク・クリーガー両名が信頼されているのがよく分かります。
シストロムさんは、カメラ付きの携帯電話が主流になった事から、写真がコミュニケーションの手段になっていくと考え、インスタグラムを作ったそうです。ある種の賭けだったと彼は言いますが、日頃からの情報や知識があったからこそそういったアイディアに辿り着き、今の結果があるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
常に自身の周りにアンテナを張り巡らせておくことはどんなビジネスにおいても重要な事です。
どんなささいな情報でもいつか大きな結果に繋がる可能性があります。
そういった部分をどれだけ大事に考えているかで自分の評価も変わってくるのではないでしょうか。