皆さんは「投資」ってした事ありますか?
僕はまだやった事はありませんが、何となく怖いイメージです。
購入した株が値上がりすれば利益になりますが、逆に下がってしまうととんでもない事に。そんなリスクを回避するには先を見通す力が必要です。
今回は85歳を超えた今でも世界一の投資家として活躍中の
『ウォーレン・バフェット』さんから仕事術を学びます!
ウォーレン・バフェット
1930年にネブラスカ州オマハに生まれたバフェットさん。
祖父からコーラを6本25セントで購入し、それを1本5セントで売ったり、新聞配達やゴルフ場のボール拾いなど、幼い頃からビジネスをしていたバフェットさんは11歳で初めて株式を購入します。
38ドルで買った株が一時27ドルまで下落。40ドルまで戻ったところで売却し、少しの利益を得ますが、その株がそのまま長期的に上昇し続け200ドルまで上がった経験で忍耐を学んだと言います。
こういった経験からバフェットさんが投資する株はほとんどが長期的に利益を生む株です。
その分、急激な上がり下がりがない為、一気に大きな利益を得ることはありませんが、その株を持ち続けることで将来的な資金運用を見通すことができ、さらなる投資を可能としました。
パートナーシップの運営を中心に資産を増やし、1965年には繊維業のバークシャー・ハサウェイの経営権を取得、現在も会長として現役です。
家具屋を6000万ドルで買収した際も、その会社が売却を考えている情報を事前にキャッチし、オーナーの息子と事前に下交渉を行っていました。その上でオーナーと直接交渉し即払いで購入するなど常に情報を集め、先の事を考えながら経営するスタイルはどのビジネスにおいても大事な部分ですね。
その後も、繊維業からの撤退など様々な困難も将来的な利益を得る為の対策を講じ、会社と共に自身の資産を伸ばしていきました。
また、バフェットさん自信がとても謙虚な性格で、贅沢をせず地元ネブラスカ州オマハを中心に生活している為、
『オマハの賢人』とも呼ばれています。
バフェットさんが投資を決める基準として、
事業の内容を理解できる事・長期的に業績が良い事が予想される・経営者に能力がある事・魅力的な価格であるという事の4つを挙げています。
それらをクリアするブランド力を持った企業やそれまでの業績をチェックするのはもちろんですが、企業を安定して存続させられる有能な経営者がいるかがカギとなります。
また、分散投資を行わず、基準を満たす企業を買収または株式を大量に購入する集中的な投資を行っています。これは優れた経営陣が安心して運営できる環境を作る為に、資本の安定と適正な報酬を確立させる事を目的としているからです。
バフェットさんが投資をする事で、有能な経営者達の手助けになり、その企業が生み出す将来的な利益を得る。まさにwinwinの関係が上手く作られていますね。
いかがでしたか?
投資や買収を中心とした仕事はリスクも大きいので簡単ではありません。
しかし、先を見通す力やコミュニケーション能力、決断力などどのビジネスにおいても大事な事が共通しています。まずは小さな株から始めてみる事で、それらの能力を鍛えていくことも可能ではないでしょうか。
副業が認められ始めている現代、バフェットさんと同じぐらいとまでは行かずとも、株で小遣い稼ぎなんていうのも憧れますね。