卒業を終えて4月になり、入園・入学の季節になりました。
お子さんをお持ちの方はバタバタな時期ではないでしょうか。
保育園に入園すると、まず短時間の保育から始めて、子どもが段階的に環境に慣れるようにする期間があります。これを一般的に
「慣らし保育」と言います。
今回はこの「慣らし保育」について調査してみました!
「慣らし保育」のスケジュール
「慣らし保育」のスケジュールは、それぞれ子供の年齢や、園の方針などによって23日〜1週間と様々。
初日はまず1時間、2日目、3日目は午前中、4日目は給食をとり、5日目はお昼寝もして……と、子どもの状態を見ながら、徐々に保育時間を延ばしていくとが基本です。
預けてからすぐに復職期間を変更できる企業ならばいいのですが、なかなかそうはいかないのが実情です。余裕を持って1週間ほどは復職期間をずらしておくのがベストです。
もしそれだけの期間を確保できず、すぐに働かなければならないという方は、2〜3日くらいの慣らし保育で考えられてはいかがでしょうか。
親離れ、子離れ
いきなり母親の素を離れ、知らないところに置いて行かれて過ごすわけですから、お子さんは最初大泣きするのは当然です。
そんな姿を見てしまったら、親心としてもとても辛く、また愛おしくなり預けるのを躊躇してしまいたくなるかもしれません。
初めて子供を預ける時には、互いに不安でいっぱいだと思いますが、どんな子も1か月程で、登園時ママとお別れするときに泣くことはあっても、保育園で楽しく遊んでいる子がほとんど。
別れをぐっとこらえ、一日も早く保育園での生活に慣れて欲しいと願いながら預けましょう。
「慣らし保育中」にやるべきこと
送迎ルート、通勤ルートの確認
朝の時間帯の交通事情や、送迎込の所要時間、また雨天時の送迎方法などを確認しておきましょう。
複数の迎え先を確保
お迎えをお願いする可能性のある人に、時間のあるうちに一緒にお迎えをしてもらい、それぞれに場所やルートを知っておいてもらっておくと急に迎えに行けなくなってしまった際などに、効率がよくなります。
ママ友達を作る
同じ保育園に通うママ達の連絡先を聞いておけば、子供に何かあったときに相談できたり、協力できたりします。
職場への挨拶
育休復帰の方は、時間のあるうちに事前に職場への挨拶を行いましょう。手土産もこの日に持っていきましょう。子供を連れて行くのもありです。
園内での問題はもちろん、風邪や天災など、突然どんなトラブルがあってもおかしくありません。
不安はつきませんが、事前にしっかりと準備しておくことで軽減することは可能です。経験者に相談するなどしてしっかりと「慣らし保育」を行い、お子さんの成長を見守りましょう!